台湾の高校生右腕が ソフトバンクへ!最速157キロ18歳の"期待の星" 「2年以内の一軍昇格」誓う

台湾出身の張峻瑋投手が育成選手としてソフトバンクホークスに入団(球団提供)

台湾出身の右腕投手・張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)が17日、福岡市で入団記者会見を行い、育成選手としてソフトバンクホークスへの入団を発表した。U-23(23歳以下)台湾代表に選出された経歴を持つ右腕は、「2年以内の一軍昇格を目指し、信頼される選手になりたい」と抱負を語った。

2005年11月14日生まれ、台湾台東県出身の張は18歳。身長178センチ、体重77キロの右投右打。最速156キロの速球を武器に「ファイヤーボーラー(火玉男)」の異名を持ち、台湾代表でも期待の若手として注目を集めている。

西日本スポーツによると、最速157キロを誇る本格派右腕は「勝負強さが私の特徴です。より高いレベルで野球に挑戦したい」と意気込みを語った。故郷を離れる生活については「言葉の壁が最も心配ですが、コミュニケーション力を高められるよう頑張ります」と前向きな姿勢を見せた。

サンケイスポーツの報道では、今年3月に台湾で行われた巨人戦を観戦した経験を持つ張は「子供の頃から注目していた坂本勇人選手と対戦してみたい。個人タイトルも獲得したい」と将来への野望を語った。

ソフトバンクの三笠杉彦球団本部長は「素晴らしい直球を持ち、投球に強い闘志が感じられる。成長して球団に貢献してほしい」と期待を寄せている。

背番号は153番、年俸は推定400万円。球団公式Xでは張の挨拶動画も公開され、「全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

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