WBSCプレミア12で台湾代表が優勝を果たした。日本代表の辰己涼介外野手は試合前に「負けたら投手に転向する」と発言していたが、投手の江国豪は本日、すでに投手用グローブを送ったと述べ、共に成長してより良い成績を残し、トップ舞台で対戦できることを期待している。辰己涼介はInstagramで江国豪のアカウントをタグ付けし、2人のユーモアある交流が話題を呼んだ。
江国豪は彰化県員林市東山国民小学校の少年野球チームに所属し、その後、彰化芸術高級中学の中学部、雲林県麦寮高中、台湾体育運動大学に進学。27日、母校の東山小学校で記者団の取材に応じ、昨日グローブを代理人に託して発送したところで、現在は相手の受け取りを待っていると述べた。
ネットユーザーが彼と辰己涼介を日台友好の別の形と称したことについて、江国豪は、野球は互いに成長するものであり、両者が良い成績を収めることで共に世界のトップに立てると語った。2人で共に成長し、将来はトップ舞台での対戦を期待しており、それは台湾と日本の双方にとって良いことだと述べた。
また、ネットユーザーが江国豪を日本対策の特別兵器と例えたことについて、江国豪は、自身の最大の目標は投球コースを攻撃しにくい場所にコントロールし、相手に無駄な打球を打たせ、現状のスコアを維持して点差を広げないようにすることで、チームに反撃のチャンスを与えることだと述べた。「日本に勝って世界一を獲得できた。みんなが英雄だと思う」と誇らしく語った。
江国豪を知る人は語る
江国豪は、子供の頃は痩せており、父親は野球チームでの体力的な負担を心配し、祖母も体重が増えないことを心配して、毎日細かく世話を焼き、学校に鶏スープを届けていたそうだ。一度は諦めようと思ったが、祖母は「選んだ道なら努力を続けなさい、簡単に諦めてはいけない」と励まし、また好きな食事を作って気分を良くしてくれたという。
祖母の陳秀美は本日、江国豪が高校時代に書いた母の日カードを嬉しそうに見せ、孫が中学で野球を始めた時は大変で、近所の学校に通うよう勧めたが、彼は断固として拒否し、幼い頃からの努力と忍耐が今日の成績につながったと語った。
少年野球時代の江国豪の監督を務めた許弘欣は、成功の条件は体格だけではなく、大半は自分の努力によるものだと述べた。彼は江国豪の優れた協調性と柔軟性などの才能を見出し、絶えず励まし続け、彼が背が伸びて体が大きくなった時にチャンスが訪れた。チャンスは努力する人に与えられるのだ。
編集：佐野華美 （関連記事： プレミア12》頼清徳総統が台湾の英雄たちに感謝！ 陳傑憲主将スピーチに監督が涙 ｜ 関連記事をもっと読む ）
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