米国発の世界最大級デジタルスポーツプラットフォーム「ファナティクス(Fanatics Inc.)」の日本法人、ファナティクス・ジャパン合同会社は、先日開催された「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」の記念グッズ販売において、同社史上最高となる4,000万ドル(約60億円)の売上を達成したことを発表しました。

東京ドームで3月15日から19日にかけて開催されたMLB東京シリーズでは、ファングッズやトレーディングカードなど多様な商品が爆発的な人気を博しました。ファナティクス・ジャパン合同会社のマネジング・ディレクター川名正憲氏によると、この売上には東京シリーズのファンギア、トレーディングカード、都内各所のMLBオフィシャルショップ、ニューヨークのMLBフラッグシップショップ、さらには村上隆氏とのコラボレーション限定コレクションなどが含まれています。
特に注目すべきは、ファナティクスが運営する東京都内のMLBオフィシャルストアには1週間で20万人以上のファンが訪れたことです。東京ドーム内のMLBオフィシャルストアも連日大盛況となりました。

村上隆氏とのコラボレーションコレクションは特に人気が高く、3月7日の発売開始からわずか1時間足らずでファナティクス公式アプリ上で完売。商品の大半は発売からわずか15分で売り切れるという驚異的な速さでした。この限定コレクションにアクセスするため、10万人以上が新たにファナティクスアプリをダウンロードしたとのことです。
さらに、「Sakura Elite」と名付けられた限定40着のジャージには、5,000人以上のファンが購入チャンスを求めてエントリーしました。
トレーディングカード市場も活況を呈し、Toppsオンラインストア(日本)では、12,000個以上の「Topps Series 1 Japan Exclusive Mega Boxes」が数時間で完売。東京ドーム、MLBポップアップストア、MLB公式オンラインストアでもToppsのカードは即完売となりました。
このシリーズで発売された2種類のTopps Tokyo Seriesセットには、今大会で最も注目を集めた村上隆氏と大谷翔平選手の1/1サイン入りカードが含まれており、コレクターから熱い視線を集めました。
日本でのMLB人気がかつてないほど高まる中、今回の記録的な売上は日米野球交流の新たな章を開くものとなりました。

編集:梅木奈実 (関連記事: MLB東京シリーズ期間限定ストア開店、異例の早朝5時30分オープン!大谷翔平効果&限定グッツで長蛇の列も? | 関連記事をもっと読む )
台湾ニュースをもっと深く:風傳媒日本語版Xをフォロー👉 @stormmedia_jp