【MLB東京開幕戦】「大谷キラー」も苦手なことが?台湾のカメラマンが現場でサポート

2025-03-19 18:47
「大谷キラー」タナー・スコット(Tanner Scott)、フィルムカメラの使い方に苦戦するハプニング。(張庭瑜撮影)
「大谷キラー」タナー・スコット(Tanner Scott)、フィルムカメラの使い方に苦戦するハプニング。(張庭瑜撮影)
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MLB東京開幕戦が今夜19時10分に東京ドームで開催され、ロサンゼルス・ドジャースの先発として佐々木朗希がメジャー初登板を果たします。

「大谷前殺手」史考特(張庭瑜撮影)
「大谷キラー」タナー・スコット(Tanner Scott)、フィルムカメラの使い方に苦戦するハプニング。(張庭瑜撮影)

「大谷キラー」も思わぬ困惑?台湾のカメラマンがサポート

試合前の練習中に、ちょっとしたハプニングがありました。昨シーズンのオフにロサンゼルス・ドジャースと4年総額7200万ドル(約112.3億円)で契約を結んだ左腕タナー・スコット(Tanner Scott)が、フィルムカメラで現場を撮影していた際に、誤ってフィルムバックを開けてしまい、フィルムが露光する危機に直面しました。

スコットは昨年のポストシーズンで大谷翔平を4打席連続三振に打ち取ったことで「大谷キラー」として知られ、通算成績でも大谷は9打数1安打と苦戦しています。しかし、カメラの扱いには苦戦していたようで、現場にいた台湾のカメラマンがすぐにフィルムの巻き戻しと交換を手助けしました。スコットは新しいフィルムをセットし、試し撮りをした後、「妻がバッグに入れていたもので、たまたま見つけた」と笑いながら感謝の意を表しました。

「大谷前殺手」史考特(張庭瑜撮影)
ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(Dave Roberts)。(張庭瑜撮影)

ドジャース指揮官、東京の熱狂を実感

ロサンゼルス・ドジャースの監督デーブ・ロバーツ(Dave Roberts)は試合前の記者会見で大谷翔平の影響力について言及し、「彼がいることで、日本におけるドジャースの注目度は他のチームとは比較にならない」と述べました。「これは他の3人の日本人選手の影響ではなく、大谷が野球界全体に与える影響力の大きさによるものだ」と強調した。

また、東京ドームでは至る所で「17番」の大谷ユニフォームを見かけるとし、「彼が非常に強力な選手であることは分かっているし、今後もその影響力を維持し続けるだろう」と評価しました。

さらに、佐々木朗希についてロバーツは彼のフォークボールは非常に特別で、彼自身でさえどのように変化するか分からない時がある。左に変化することもあれば、垂直に落ちることもあり、右に変化することもある。投手自身が確信を持てないのなら、打者が攻略するのはなおさら難しい」と評価した。佐々木のフォークボールが最大の効果を発揮するためには、リリース時にストライクゾーンに見せることが重要だと指摘しました。 (関連記事: 【大谷翔平】「金色ロゴ」を着用 MLBでわずか6人だけの栄誉 関連記事をもっと読む

「大谷前殺手」史考特(張庭瑜撮影)
シカゴ・カブスのクレイグ・カウンセル監督(Craig Counsell)。(張庭瑜撮影)

カブス監督、今永昇太の交代に迷いなし

一方、シカゴ・カブスの監督クレイグ・カウンセル(Craig Counsell)は試合前の記者会見で、カブスの投手・今永昇太の起用について言及し、早めに降板させることに迷いはなかったと述べました。チームは試合中、投手とのコミュニケーションを常に円滑に取り、投手が疲労を感じるタイミングを把握し、続投可能かどうかを正直に話し合っているといいます。今回の試合では投球数の目標を70〜75球に設定しており、今永は4イニングでちょうどその球数に達したため、これはチームの想定通りの結果だったと説明しました。また、春季キャンプから公式戦への移行による環境の変化が大きく、それによって一球ごとのプレッシャーが増すため、強度を考慮すると75球は比較的多い投球数であると補足しました。

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