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【MLB東京開幕戦】「大谷キラー」も苦手なことが?台湾のカメラマンが現場でサポート 「大谷キラー」タナー・スコット(Tanner Scott)、フィルムカメラの使い方に苦戦するハプニング。(張庭瑜撮影)
MLB東京開幕戦が今夜19時10分に東京ドームで開催され、ロサンゼルス・ドジャースの先発として佐々木朗希がメジャー初登板を果たします。
「大谷キラー」タナー・スコット(Tanner Scott)、フィルムカメラの使い方に苦戦するハプニング。(張庭瑜撮影)
「大谷キラー」も思わぬ困惑?台湾のカメラマンがサポート 試合前の練習中に、 ちょっとしたハプニングがありました。昨シーズンのオフに ロサンゼルス・ドジャースと4年総額7200万ドル(約112.3億円)で契約を結んだ左腕タナー・スコット(Tanner Scott)が、フィルムカメラで現場を撮影していた際に、誤ってフィルムバックを開けてしまい、フィルムが露光する危機に直面しました。
スコットは昨年のポストシーズンで大谷翔平を4打席連続三振に打ち取ったことで「大谷キラー」として知られ、通算成績でも大谷は9打数1安打と苦戦しています。しかし、カメラの扱いには苦戦していたようで、現場にいた台湾のカメラマンがすぐに フィルムの巻き戻しと交換を手助けしました。スコットは新しいフィルムをセットし、試し撮りをした後、「妻がバッグに入れていたもので、たまたま 見つけた」と笑いながら感謝の意を表しました。
ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(Dave Roberts)。(張庭瑜撮影)
ドジャース指揮官、東京の熱狂を実感 ロサンゼルス・ドジャースの監督デーブ・ロバーツ(Dave Roberts)は試合前の記者会見で 大谷翔平の影響力について言及し、 「彼がいることで、日本におけるドジャースの注目度は他のチームとは比較にならない」と述べました。「これは他の3人の日本人選手の影響ではなく、大谷が野球界全体に与える影響力の大きさによるものだ」と強調した。
また、東京ドームでは至る所で「17番」の大谷ユニフォームを見かけるとし、「彼が非常に強力な選手であることは分かっているし、今後もその影響力を維持し続けるだろう」と 評価しました。
さらに、佐々木朗希についてロバーツは 「彼のフォークボールは非常に特別で、彼自身でさえどのように変化するか分からない時がある。左に変化することもあれば、垂直に落ちることもあり、右に変化することもある。投手自身が確信を持てないのなら、打者が攻略するのはなおさら難しい」と評価した。佐々木のフォークボールが最大の効果を発揮するためには、リリース時にストライクゾーンに見せることが重要だと指摘し ました。
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シカゴ・カブスのクレイグ・カウンセル監督(Craig Counsell)。(張庭瑜撮影)
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また、試合の雰囲気についてカウンセルは、「対戦相手は世界チャンピオンのロサンゼルス・ドジャースであり、特別な扱いを受けるのは当然のことだ」と述べました。さらに、ドジャースには世界で最も知名度の高い選手(大谷翔平のことを指す)がおり、それが試合の注目度を一層高めていると指摘しました。しかし彼は、「これはあくまで競争の場であり、カブスの目標はあくまでも勝利することだ」と強調し、「この雰囲気がチームのメンタリティに影響を与えることはなく、試合への期待が変わることもない」と語りました。
ロサンゼルス・ドジャースの内野手トミー・エドマン(Tommy Edman)。(張庭瑜撮影)
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また、チームメートの佐々木朗希(Roki Sasaki)について、エドマンは彼の性格や仕事に対する姿勢を高く評価し、ユーモアのセンスがあり、チームの雰囲気にも非常に馴染んでいると述べました。 彼は、佐々木がグラウンド内外で優れた学習姿勢を示し、技術を磨き続けていることに言及し、トップレベルの投球能力を持つだけでなく、より総合的な投手になることを目指していると指摘しました。また、佐々木はメジャーリーグで成功するための全ての条件を備えており、将来的に特別な選手になると確信していると語りました。
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