トップ ニュース TICAD9開幕目前に東大教授の遠藤貢氏が講演 アフリカの現状と国際関係、日本の関与のあり方を分析
TICAD9開幕目前に東大教授の遠藤貢氏が講演 アフリカの現状と国際関係、日本の関与のあり方を分析 8月4日、遠藤貢東大教授が日本記者クラブで、TICAD9を前にアフリカ情勢と日本の関与について語った。(写真/日本記者クラブ提供)
8月20日から22日に横浜市で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)を前に、アフリカ現代政治を専門とする遠藤貢・東京大学大学院総合文化研究科教授が4日、日本記者クラブで記者会見を行い、アフリカの現状や課題、主要国との関係、そして日本が取るべきアプローチについて詳しく語った。司会はNHK解説委員で日本記者クラブ企画委員の出川展恒氏が務めた。
遠藤氏は、アフリカを巡る関心の高まりと同時に紛争や飢餓などリスク要因が依然として存在する現状を説明。特にサヘル地域では軍事クーデターや武装勢力の活動が相次ぎ、治安の悪化と気候変動の影響による干ばつや飢餓が深刻化していると指摘した。若年層の失業や格差拡大も背景に、人々が欧州へ危険な渡航を試みる事例が増えていると述べた。
また、各国がアフリカと個別に行う「アフリカ・プラスワン型サミット」の乱立状況を示し、中国、米国、ロシア、UAEなどの動向を分析。中国は大規模な投資と外交攻勢を続け、米国は鉱物資源確保や輸送網整備に注力している一方、USAIDの解体などで人道・保健支援が後退しているとした。ロシアはワグネルの活動をアフリカンコープスへ再編し軍事的影響力を維持しつつも、今後は縮小の可能性もあると述べた。さらにUAEは脱炭素戦略の一環として鉱物資源や港湾開発に積極投資しており、存在感を急速に高めていると説明した。
日本の関与については、TICADの多国間枠組みとしての安定性を強調しつつ、「リスクのみを見て関与をためらうことは長期的なリスクになり得る」と指摘。食料安全保障や気候変動への適応、若者支援、保健衛生分野での協力強化の必要性を訴えた。製造業育成の難しさや現地スタートアップ支援の重要性にも触れ、「地道な取り組みを通じて信頼を積み重ねることが、日本とアフリカの持続的な関係構築につながる」と結んだ。
質疑応答では、サヘル3カ国のロシア接近は反仏感情とロシアの情報戦が背景にあるとの見解や、アフリカ人口増加による国際的影響、USAID撤退の深刻な影響、トルコの進出動機など多岐にわたる質問に応じた。遠藤氏は「TICADは一足飛びではなく、歩みを重ねて信頼を築く場」として今後の意義を強調した。
更多新聞請搜尋🔍風傳媒
最新ニュース
<独占インタビュー> 台湾インディーズバンド浅堤ボーカル・依玲さん、初のエッセイ集を刊行 台湾インディーズバンド「浅堤(あさづつみ)」のボーカル兼ギタリスト、依玲(イーリン、本名・蔡依玲)さんが、このほど初のエッセイ集『灯りが暗いときに自分に歌を聴かせる』を刊行した。バンド活動を通じて社会に発信してきた彼女が、今度は文章で、自らの成長や生活の記憶を率直に描き、ステージの外にある等身大の姿を表現している。
インディーズバンド「浅堤(あさづつみ)」の......
台湾・台中市が「鳥取しゃんしゃん祭」に参加 日台の観光・文化交流を深化 日本・鳥取県で毎年夏に行われる名物行事「鳥取しゃんしゃん祭」が14日に開催され、台湾・台中市政府観光旅遊局が招待を受けて参加した。観旅局科長の張俊生氏が率いる一行には、台中市和平区の谷関社区発展協会理事長・尹敬倫氏や、日台文化芸術交流会、観光業者らが加わり、傘踊りの隊列にも参加。華やかな祭りの文化的意義や賑わいを肌で体験した。台中市観旅局長の陳美秀氏は、台中......
台湾・頼清徳総統が「終戦」を強調 医師で評論家の沈政男氏「親日的な台湾独立の歴史観」 8月15日は第二次世界大戦の「終戦記念日」であり、同時に中華民国にとっては「対日抗戦勝利記念日」でもある。しかし台湾・頼清徳総統は、自身のフェイスブック投稿で「終戦」にのみ言及し、「抗戦」という言葉には一切触れなかった。
これに対し、医師で時事評論家の沈政男氏は、「終戦80周年を記念する文全体で『抗戦』の語が完全に排除されている」と指摘。これは前総統・蔡英文......
2週間で資産が90億ドル増加?ソフトバンク孫正義氏、AI熱で日本長者番付2位に浮上 ソフトバンクグループ(SoftBank Group)の創業者である孫正義氏は、人工知能(AI)分野への積極的かつ的確な投資によって、同社の株価を歴史的高値へと押し上げた。その結果、自身の資産もこの8月前半のわずか2週間で約90億ドル(約1兆3,200億円)増加し、資産規模の大幅な回復を果たした。米ブルームバーグの『億万長者指数』によれば、孫氏の純資産は現在3......
北京観察》終戦80年を外交舞台に 台湾問題を持ち出した対日批判は異例 8月15日、日本の終戦から80年を迎え、中国各地で記念行事が行われた。共産党機関紙「人民日報」は3面の目立つ位置に、署名「鐘聲」(中南海の公式見解を示すペンネーム)による論評「正しい歴史観を堅持することこそ、歴史・人民・未来への責任である」を掲載。その中で「日本の一部政治家が台湾問題で度を越した行為を繰り返している」と非難し、日本政府が発表した2025年版「......
第9回アフリカ開発会議(TICAD9)、8月20日から横浜で開催 日ア共創の新時代へ 第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が、8月20日から22日まで横浜市で開催される。14日、公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)がオンラインで開いた記者ブリーフィングには、外務省アフリカ部長の堀内俊彦氏とTICAD事務局長の花田貴裕氏が登壇し、会議の概要や意義、主要議題、そして日ア関係の展望について説明した。ブリーフィングには、アフリカ各地、......
日本の歴史学者:日本政府が第二次世界大戦の戦争犯罪に責任を負いたがらない 今年の8月15日は第二次世界大戦終結80周年であり、中華民国抗戦勝利80周年でもある。この戦争における日本政府の具体的な責任については、依然として意見が分かれている。ある日本の歴史学者は、日本政府が各地に設置されている「平和の少女像」(慰安婦の記念を象徴する)に懸念を抱く理由は、日本政府が「日本の戦争犯罪に対する責任を負いたくない」からだと明らかにした。ある......
オーストラリアで中国系「慰安婦」銅像除幕 戦争の記憶継承 前総統の馬英九氏は、今週金曜日の抗戦勝利80周年を機にFacebook上で「8月14日は国際『慰安婦』記念日でもある」と強調した。本来であれば、台湾で唯一の慰安婦記念像が設置されている台南市で、この痛ましい歴史を追悼する予定だったが、台風11号「ポードル」が台南に影響を及ぼす可能性や人員の安全を考慮し、記念式典は中止となった。ただし馬氏は「特にこの場を借りて......
台北観光スポット》台北101の魅力再発見 高さごとに変わる絶景の表情 すべての偉大な都市には、唯一無二の建築物が存在する。クリスマスの季節に華やかな灯りで彩られるニューヨークのエンパイア・ステート・ビルは、かつて19世紀で最も高い建築であり、今日に至るまで文化的象徴として揺るぎない地位を保っている。ドバイのブルジュ・ハリファは、まるでロケットのように天を突き抜け、建築技術の粋を示すだけでなく、独創的な超高層建築の美学を世に示し......
参政党・神谷代表が靖国参拝 終戦80年の日に「日本軍の中国侵略は虚構」発言も再浮上 参政党代表で参議院議員の神谷宗幣氏は、第二次世界大戦終結から80年となる日に、同党議員とともに靖国神社(東京都千代田区)を参拝した。神谷氏は2022年の参院選で「日本人ファースト」を掲げて初当選し、党の知名度を高めた人物。靖国神社は戦争責任や歴史認識をめぐって国内外で議論が続く施設であり、今回の参拝も注目を集めた。参政党・神谷代表らが靖国参拝 中国への侵略に......
終戦80年 全国戦没者追悼式 石破首相「反省」強調、天皇陛下は恒久平和呼びかけ 8月15日、終戦から80年を迎え、日本政府主催の「全国戦没者追悼式」が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。第二次世界大戦で犠牲となった約310万人を追悼し、平和への決意を新たにした。厚生労働省によると、今年事前に出席を表明した戦没者遺族は約3,400人で、このうち戦後生まれの割合が初めて半数(53%)を超えた。戦争体験世代の減少に伴い、記憶の継承が課題とな......
陸文浩の視点:米露首脳がアラスカで対峙、中露海軍の合同巡航が直撃 中国とロシアによる第6次合同巡航は8月6日、西太平洋北部海域に入った。今回の巡航は中露海軍史上、兵力規模が最も小さいとみられるが、「西太平洋の安全保障上の脅威に共同で対応する」という戦略任務を担っている可能性がある。今後は、日米の海上軍事同盟への対抗策として定期的な巡航となる可能性も指摘されている。ロシアのプーチン大統領と米国のトランプ大統領は15日、アラス......
中国有力学者「武力統一ならTSMCは国有化」 一国二制度は適用せず 中国人民大学国際関係学院副院長の金燦栄氏が、台湾を最終的に武力で統一する場合、「一国二制度」は適用されず、中国共産党の台湾省委員会が直接統治する可能性が高いとの見方を示した。その際、多くの産業が国有化され、台積電(TSMC)も含まれると述べた。一方で、中国は半導体製造で近く重要な突破口を迎えるとし、将来的に台積電の戦略的重要性は低下すると指摘した。金氏は、台......
夏一新の視点:台湾・頼清徳総統、米国の20%関税、台湾に衝撃 頼政権の後手対応に批判噴出 危機対応の遅れ、議題の主導権を喪失8月1日、米国が台湾に対し一時的に20%の重複課徴関税を導入すると発表した。農漁業や伝統産業を中心に輸出業界への打撃が避けられない中、頼清徳総統は直ちに国民へ説明せず、数日後になって行政院経貿談判事務所が「20%は既存税率に加算される」との重要な詳細を補足した。この遅れは、政府の危機情報の掌握や対応のリズムが後手に回っている......
風評:頼政権の「二国論」憲法解釈、矛先は中国出身配偶者に 職解任も 台湾の内政部長(内務大臣)劉世芳氏は8月11日、立法院での質疑で「中華民国政府の立場として、中華人民共和国を承認している」と発言し、波紋を呼んだ。野党はこれを「違憲」と批判。劉氏は翌12日、「個人の見解」と訂正し、「現状維持が台湾社会の最大のコンセンサスだ」と強調した。頼清徳総統も火消しに回り、「台湾は現状を変える計画はない」と述べた。民進党幹部が描く「中華......
舞台裏》台湾・国民党主席選、台中市長が不出馬 反朱立倫派は対抗馬擁立へ 台湾の国民党は7月26日の全国初の大規模リコール投票で24対0の圧勝を収めたが、喜びも束の間、党主席選挙を巡る混乱に突入した。党主席の朱立倫氏は当初、この日に引退の意向を表明する予定だったが、予想外の全勝により発言を控え、「反朱派」の警戒を招いた。朱氏は7月30日の中常会で、8月23日の第2波リコール投票後に引退する考えを示したものの、盟友である国民党の傅崐......
驚愕!エアアジア航空便が仁川ではなく金浦に着陸、乗客と乗務員も驚く マレーシアの格安航空会社として知られるエアアジアで、乗客をあ然とさせる前代未聞の事態が発生した。14日、クアラルンプール国際空港を出発し韓国・仁川国際空港に向かうはずだった定期便が、なぜか金浦国際空港の滑走路に着陸してしまったのだ。しかも当初は、乗務していた客室乗務員でさえ状況を把握できていなかったという。韓国紙『コリア・ヘラルド』などの報道によると、この異......
天気予報》再び台風発生か 専門家「ダブル台風」形成の恐れ 週末は猛暑の可能性 台湾の気象専門家、呉徳榮氏は15日、今月17日まで各地で晴れて暑い日が続き、午後は山間部で局地的なにわか雨や雷雨があると述べた。向こう2〜3日以内に南シナ海で熱帯擾乱が発生する見込みで、仮に台風に発達しても台湾に接近する可能性は低いという。一方、台湾の南東方でも別の熱帯擾乱が発生しつつあり、引き続き観察が必要だとしている。中央気象署は高温情報を発表。15日昼......
H20輸出許可の裏で米中駆け引き激化 NVIDIAに中国使用制限の打撃 トランプ政権による半導体輸出規制の劇的な転換が世間を驚かせたが、その背景にある動機は純粋な国家安全保障ではなく、実利の獲得にあった。ドナルド・トランプ米大統領は自ら、当初はNVIDIAに対し中国での売上の20%を納めるよう求めていたが、同社のジェンセン・フアン最高経営責任者(CEO)がホワイトハウスに直接出向いて交渉した結果、これを15%に引き下げたと明かし......
トランプ・プーチン会談、アラスカで15日開催 トランプ氏「数分で交渉の見通し判断」 クレムリンは14日、米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領がアラスカ州アンカレッジで会談を行うと発表した。ただし会談後にいかなる文書も署名しない方針である。ロシア大統領府報道官ペスコフ氏は、今回の会談に向けて協定文書は用意していないと強調したうえで、終了後には共同記者会見を開き、両首脳が直接成果を説明すると述べた。また、会談内容について外部が早急に予断......
トランプ政権、親中批判から一転 インテル出資を極秘協議 TSMC誘致に続く半導体戦略か 米《ブルームバーグ》は15日、トランプ政権が半導体大手インテルと「直接出資」を巡り協議していると独自に報じた。米政府が経営難に陥ったこの象徴的ハイテク企業の株主となる可能性があり、この動きは米政府とハイテク産業の関係を根本から塗り替えるだけでなく、インテルがオハイオ州で進める長期停滞中の半導体工場計画に強力な追い風を与えるものとみられている。トランプ氏は先週......
神社の踏切で台湾人女性死亡 観光撮影中に列車と衝突か 佐賀県有田町の陶山神社で13日昼、台湾からの観光客の女性(55)がJR佐世保線の列車と衝突し死亡する事故があった。女性は神社境内の踏切付近で写真撮影をしていたとみられ、警察が詳しい状況を調べている。台湾人女性、神社踏切で撮影中に列車衝突死NHKや毎日放送によると、事故があったのは陶山神社参道の石段途中にある踏切。電車、神社、桜の木を一望できる撮影スポットとし......
親台派日本紙が賴清德氏を批判 大規模リコール「与党掌握」の予測外れる 台湾の国際政治学者・林泉忠氏は8月11日、香港の『明報』に「信頼の赤字?――賴清德が日本世論の支持を失うとき」と題した評論を寄稿した。林氏は、日本の大手紙『読売新聞』と『産経新聞』の最近の社説を引用。『読売』は「台湾でリコール投票、野党排除の意図は否決された」とし、『産経』は「賴総統は陳水扁氏の二の舞か」と題して、いずれも賴氏への批判を展開していると指摘し、......
北京観察》終戦記念日前夜、靖国参拝が外交問題に 日中関係に再び亀裂か 今年は抗日戦争勝利80周年の節目であり、日中関係は一段と緊張を深めている。これに先立ち、両国で相次いだ暴力事件が政府高官の不満を高める中、日本の終戦記念日を前に、自民党の西村康稔元経済産業相が13日、東京・九段北の靖国神社を参拝し、北京の抗議を招いた。8月13日夜、中国外交部アジア局の劉勁松局長は在中国日本大使館の横地晃首席公使と会談し、歴史問題や台湾、在日......
台湾・柯文哲氏の拘置所生活 獄中で軍事要人の著書を精読 書き込みが示す次の一手 台湾民衆党創設者の柯文哲氏が司法問題で土城拘置所に収監され、まもなく1年が経つ。党首の黄国昌氏は「祝う気分になれない」として党創立記念日の祝賀を控え、8月10日に「6周年活動」と銘打った集会を開催。スピーチでは「来年は柯氏を迎え、全員で記念日を祝いたい」と述べ、その言葉に柯氏の妻・陳佩琪氏は静かに涙を流した。会場には「柯文哲の3坪図書館」と題した展示が設けら......
「領土割譲和平」は誰の発案か 『エコノミスト』が暴く米特使の失策と交渉悪化の経緯 米国のドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は15日、アラスカで首脳会談を行い、ロシア・ウクライナ戦争の停戦について協議する。英紙『ガーディアン』によると、トランプ氏は13日、会談が停戦に至らなければプーチン氏は「非常に深刻な結果」に直面すると警告。一方で、合意に至れば米露ウクライナによる「三者会談」を推進する考えも示した。『エコノミ......
長崎原爆式典、台湾代表席めぐり波紋 「NGO区」報道に市が反論 今月9日、駐日台湾代表の李逸洋氏が台湾の公的肩書きで初めて長崎平和祈念式典に参列し、80年前の原爆犠牲者に哀悼の意を表した。しかし、座席が各国政府代表席ではなく「国際非政府組織(NGO)」の区画にあったとの情報が伝わり、李氏は中国側の圧力で台湾の地位を低く見せる意図があったと理解していると語った。これに対し、産経新聞は12日、長崎市の最新回答を報道。市は「会......
中露の極秘軍事協定が流出 プーチン氏、中国の台湾侵攻演習支援か 8年越し計画の存在明らかに 米露首脳会談を前に、ロシアのプーチン大統領がトランプ米大統領の停戦要請に応じるか注目が集まっている。しかし、ロシア・ウクライナ戦争の早期終結が見通せない中、ロシアと中国の軍事協力の内幕がハッキングによって流出。そこには、習近平国家主席による台湾侵攻演習をロシアが支援する計画が盛り込まれていたことが判明した。中国向け空挺作戦システムの構築ドイツの公共放送「ドイ......
台湾外交部長・林佳龍氏が高市早苗氏と会談 日本政権交代を見据えた賭け 中国反発で外交リスクも 日本の石破茂首相が率いる与党連合は、参議院選挙で大敗を喫し、衆参両院で多数を失った。石破氏の辞任は時間の問題とされる中、台湾外交部長の林佳龍氏が訪日し、次期首相候補の有力視される衆議院議員・高市早苗氏と会談した。賴清徳政権が高市氏を早い段階で支持する姿勢を示した格好だが、日本政界の情勢は流動的であり、台湾にとっては好機と同時にリスクも伴う。参院・衆院で多数喪......
トランプ氏、ノーベル平和賞受賞の可能性?元側近が明かす国務省のプレッシャーと各国の強力な推薦 トランプ大統領は、ノーベル平和賞のノミネートを目指し国際的なキャンペーンを展開、さまざまな国際問題における自身の調停役を強調している。15日にはアラスカでロシアのプーチン大統領との会談を予定しており、ウクライナとロシアの停戦の可能性を模索することが最大の外交試練と見られている。ホワイトハウスは「トランプ氏はとっくに受賞すべきだ」と述べ、各国政府や議会議員から......
FPCJが50周年記念ロゴ公募開始 年齢・国籍不問、締切は2025年9月16日 公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)は、2026年に創立50周年を迎えるにあたり、記念ロゴマークのデザインを公募する。外国メディアへの関心を高め、同センターの認知度向上を図ることが目的。国籍、年齢、居住地を問わず応募可能で、締切は2025年9月16日必着。応募は電子メールのみ受け付け、郵送は不可。ロゴ案は未発表のオリジナル作品に限られ、カラーと......
トランプ氏、ワシントン警察を電撃接管し州兵800人派遣 大統領に権限はあるのか問う声 米国大統領ドナルド・トランプ氏は11日、ワシントンD.C.の警察を「直接連邦管制下に置く」と表明し、約800人の州兵を派遣すると発表した。理由として「首都を犯罪、流血、混乱から救うため」と説明している。刑事司法委員会(Council on Criminal Justice)の統計によれば、当地の暴力犯罪は過去2年間で明らかに減少しているものの、殺人発生率はニ......
台湾・内政部長の「二国論」発言火消しか?頼清徳氏による両岸関係の微調整に兆し 台湾・内政部の劉世芳部長は8月11日、立法院で「中華人民共和国を承認する」という発言を行い、関連の発言が波紋を呼んでいる。野党陣営は激しく批判し、劉世芳氏が中国政権を承認することは、台湾の主権が中国にあることを間接的に認めることになると主張している。この論争が1日発展した後、賴清徳総統は8月12日に「台湾は現状を変更する計画はない」と表明し、劉世芳氏に代わっ......
中国の「レアアースの都」に潜入:世界を脅かす武器を握る中国、その対価とは? 米中テクノロジーと貿易戦争の喧騒の背後で、知られざる中国の内陸都市、包頭が静かに世界のハイテク産業の命脈を握っている。ここは世界最大の希土類産地であり、中国の世界供給チェーンにおける絶対的な権力と、そこに伴う甚大な環境代価を映す鏡でもある。ドイツ『南ドイツ新聞』記者はこの「レアアースの都(希土之都)」に深入し、この資源戦争の背後に隠された衝撃の真相を明かした......
米国元国務顧問が提言 台湾は米軍依存を脱し、「中華民国」色を薄め経済新枠組みで自立へ アメリカ前国務省高官クリスチャン・ホイットン氏は最近、「台湾がトランプを失った理由」(How Taiwan Lost Trump)という記事を発表し、台湾とワシントンで大きな議論を巻き起こした。彼は2025年8月12日にも「台湾はどうすべきか」(What Should Taiwan Do)という論評を発表し、台湾は独立した防衛体制を築き、ワシントンや北京への......
台湾の治安が悪化し国際的ニュースに! 4つの観光地で多発するスリ、日本台湾交流協会が警告 日本は台湾人が最も愛する旅行先であり、近年、日本人も台湾旅行を楽しむようになっています。しかし最近、日本台湾交流協会は公式サイトで台湾のスリ事件が増加していると発表。有名な観光地である九份や永康街を名指しして、旅行者に貴重品の管理を呼びかけています。台湾の治安が国際問題に! 四大観光スポットでスリ多発、日本台湾交流協会が外国人に警告日本台湾交流協会は公式サイ......
虹とロクシタンの香りで涼感倍増!ホテル椿山荘東京の「雲海スプラッシュ」が7月から期間限定開催 ホテル椿山荘東京(東京都文京区、総支配人・千尋智彦)は、庭園演出「雲海スプラッシュ」を7月1日から9月15日まで実施する。五丈滝前に設置したノズルから大粒のミストを噴き上げる夏限定企画で、全身に水しぶきが降り注ぐ涼やかな体験を提供する。晴天時には光の反射で虹が現れることもあり、観覧者向けに虹色の傘を用意し、間近で楽しめるようにした。今年はロクシタンの人気フレ......
AKOMEYA TOKYOに令和7年度産新米登場!沖縄から新潟まで厳選7銘柄を順次販売 東京を拠点に全国各地の良質な米や食材を届けるライフスタイルショップ「AKOMEYA TOKYO」に、この夏ひと足早く令和7年度産の新米が並ぶ。高知県南国市産「南国そだち」は8月15日(金)夕方頃から店頭に並ぶ予定で、天候により入荷が遅れる可能性もある。生産者の武市氏が自家製堆肥で育てた早生品種で、大粒でしっかりとした粒感とさっぱりした味わいが特長。冷めてもも......
JR東日本が8月18日からフェア開催、エキナカにカレー集結!スパイス香る限定メニューも JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは6日、エキナカ商業施設で夏恒例のカレーフェアを開催すると発表した。エキュート品川では8月18日から9月11日まで「カレーWeek」、エキュート秋葉原・エキュートエディション御茶ノ水・マーチエキュート神田万世橋では8月18日から9月15日まで「エキュート・ザ・カレーフェス」を展開する。残暑の厳しい時期に......
東ハト、ハロウィン限定スナックを8月18日発売!おばけ型や黒色スナックで遊び心満載 スナック菓子メーカーの東ハトは、8月18日から全国でハロウィン限定商品を発売する。人気の「キャラメルコーン」は魔法使いデザインの限定パッケージで登場し、運が良ければおばけ型の生地に出会える可能性もある。加えて、ブラックココアを使った「ブラックキャラメルコーン・魅惑のショコラ味」、黒色の特大リング形スナック「でっかい!ブラックポテコ・やみつきカレー味」、配って......
AI新興Perplexity、Chrome買収に345億ドル提示 Google分離論が加速か 人工知能(AI)新興企業のPerplexityは13日、米グーグル(Google)の親会社アルファベット(Alphabet)が保有するウェブブラウザ「Chrome」を、全額現金の345億ドルで買収する意向を表明した。この金額は同社自身の企業評価を大きく上回る。Perplexity、Chrome買収に名乗り報道によると、Perplexityは数十億人規模のCh......