MLB(メジャーリーグ・ベースボール)公式戦が6年ぶりに日本で開催され、本日、東京ドームでロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスの試合が行われます。大谷翔平は前日の練習には姿を見せませんでしたが、本日「1番・指名打者」として出場予定です。また、自身のInstagramで「See you tonight(今夜会いましょう)」と投稿し、ファンの期待を高めました。
カブスの開幕投手は今永昇太です。彼が投じる今季MLB最初の一球を、大谷翔平が打席で迎えることとなり、日本人選手同士の注目の対決が実現します。
もし大谷が初球を本塁打にすれば、1986年のドワイト・エバンス(レッドソックス)、2018年のイアン・ハップ(カブス)に続き、MLB史上3人目の「シーズン開幕初球本塁打」の快挙となり、大きな期待が寄せられています。
日本の統計によると、大谷はこれまで151試合で「1番打者」を務め、先頭打者本塁打を12本記録しています。初球本塁打の経験は1度だけですが、開幕戦の第1打席では特に積極的な姿勢を見せる傾向があります。さらに、15日の読売ジャイアンツとのオープン戦では、第2打席で戸郷翔征投手のカーブを右翼スタンドへ運ぶなど、チャンスを素早く捉える能力を示し、開幕戦での活躍が期待されています。
今永昇太も、この一戦への高揚感を隠せません。前日の記者会見で「この試合をとても楽しみにしています。歴史に残る試合になると思うし、その舞台に立てることを光栄に思います。自信を持ってマウンドに立ちたいです」と語りました。
また、「初球はどんな球を投げるのか?」と問われると、「ジャンケンで『最初にチョキを出します』と言うようなものですね(笑)。何を投げるかは秘密ですが、第25球なら教えます。たぶん『パー』を出しますね」とユーモアたっぷりに答え、会場の笑いを誘いました。
一方、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(Dave Roberts)は先日、強打者のムーキー・ベッツ(Mookie Betts)が18日・19日の開幕戦を欠場すると発表しました。ベッツは渡航前から体調不良を訴えており、過去2試合のオープン戦も欠場しています。16日には大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希ら日本人選手との食事会に参加しましたが、公式練習には姿を見せませんでした。
ロバーツ監督は「ベッツの健康回復を最優先し、早めにアメリカへ戻すことを検討しています」とコメントしました。彼は本来「2番打者」として大谷、フレディ・フリーマン(Freddie Freeman)と強力打線を形成する予定でしたが、その不在はドジャースにとって大きな痛手となります。
編集:梅木奈実
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