2025年MLB東京シリーズが開幕を迎えようとしている中、本日(14日)シカゴ・カブス(Chicago Cubs)とロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の両チームが試合前の記者会見を行いました。ドジャースのスター選手.大谷翔平は台湾メディアからの質問に対して「台湾は素晴らしい国で、野球を愛する人々がいます。個人的には台湾が開幕戦の開催地として非常に適していると思います」と答えました。また、「もし台湾のファンの前でプレーする機会があれば、とても幸せです」とも述べました。

試合前の記者会見で、『壹電視』は大谷翔平選手に対し、将来メジャーリーグ(MLB)が台湾で開幕戦を開催する可能性についての見解を尋ねました。記者は、大谷選手が台湾で非常に高い人気を誇っており、今回の東京シリーズにも多くの台湾ファンが観戦に訪れていることを述べました。質問では、昨年ドジャースが韓国で開幕戦を行い、今年は東京を選んだことに触れ、将来メジャーリーグがアジアの他の国での開幕戦を検討する場合、台湾が適切な開催地になり得るかどうかを尋ねました。
これに対し大谷翔平選手は、「台湾は素晴らしい国で、野球を愛する人々がたくさんいます。個人的には台湾が開幕戦の開催地として非常に適していると思います」と述べました。今年の開幕戦は日本で、昨年は韓国で開催されたことに触れ、「もし今回のシリーズが成功すれば、将来他の国で開催・参加する機会があれば、それはとても素晴らしいことだと思います。台湾のファンの前でプレーする機会があれば、とても幸せです」と語りました。
さらに、台湾メディアはアジアのファンとアメリカのファンの違いについても質問しました。大谷選手は「どの国のファンも野球に対する情熱を持っており、それは変わりません」と答えました。さらに「ファンの皆さん自身が素晴らしいのです。こうしたファンの前で試合ができることは、選手にとって何物にも代えがたい喜びです。どの国、どの民族であっても、野球を愛する人々の前でプレーできることに、私たちは感謝しています」と付け加えました。

台湾ファンへのメッセージ ドジャース監督「将来はスタジアムで観戦を」
台湾メディアが台湾のファンへのメッセージを求めると、ドジャースのデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督は記者会見でファンへの感謝の意を表し、特に東京まで応援に来てくれたファンに感謝を述べ、彼らの熱意がチームに大きな力を与えてくれると強調しました。同時に、現地に来られなかったファンにも謝意を示し、テレビ中継で応援しているファンの声援もとても重要であり、チームは世界中からの支援を全力で感じ、大切にすると述べました。彼は台湾のファンが将来スタジアムで直接観戦できることを願っています。
山本由伸選手はメジャーリーガーとして初めて日本で開幕戦を迎えることについて語りました。彼はこれに興奮しており、カブスの今永昇太選手との対戦に向けて全力で調整していると述べました。この試合はメジャーリーグ史上初めて、開幕戦で二人の日本人投手が対決することになります。山本選手は「これは喜ばしいことであり、ファンも非常に楽しみにしていると思います。良い球を投げ、素晴らしい試合をお届けすることに集中します」と述べました。