日台友好の絆を継続させるため、台湾花蓮県消防局は徐榛蔚県長の率いる下、本日(12日)日本の滋賀県を再訪問しました。今回の再訪は、昨年の滋賀県議会による花蓮訪問への返礼であるだけでなく、両地域間の防災・減災分野における協力関係をさらに深める象徴となりました。滋賀県議会および県庁チームは熱烈な歓迎で応え、日台間の長期にわたる相互支援の友好関係を示しました。
徐榛蔚県長は、昨年の交流が両者間に良好な協力基盤を築いたため、今回の迅速な再訪問が実現したと述べました。彼女は滋賀県議会の歴史的背景とサービス精神に敬意を表し、滋賀県議長および議員たちの熱心な歓迎に感謝の意を示しました。今後、滋賀県との友好都市関係を構築し、さらに両者の友情を深めていくことを期待していると語りました。
滋賀県の有村国俊議長は、花蓮県の災害対応およびボランティア調整における優れた実績に高い評価を示しました。彼は、滋賀県が花蓮の経験を参考にし、2月に「滋賀災害対応条例」を提出する準備を進めていることを明かし、相互交流を通じて滋賀県の防災能力向上を目指すと述べました。
会議中、両者は消防・義勇消防制度と災害救助の役割分担について深く意見を交換しました。徐榛蔚県長は花蓮における消防活動や義勇消防団の体制、さらに災害予防の啓発活動について詳細に説明し、花蓮の災害対応システムの充実ぶりを具体的に紹介しました。
会議後、徐榛蔚県長は花蓮の特色を象徴するバラ輝石の絵を贈呈し、「石のふるさと」をテーマに滋賀県議長をはじめとする代表団の再訪を心より歓迎する意向を示しました。翡翠研磨の研磨体験など、花蓮ならではの特色ある観光活動を体験することで、両地域間の文化・観光交流をさらに深めることを提案しました。
編集:梅木奈実 (関連記事: 台湾・台南の黄偉哲市長が熊本訪問!「日台会館」オープンに出席 両地域の絆さらに強く | 関連記事をもっと読む )
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