アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア（SSFF & ASIA）2025」が6月30日に閉幕し、観客賞、最多視聴賞、ベストアクター賞の受賞作品が発表された。
観客賞は、東京会場およびオンライン・グランドシアターでの観客投票によって決定され、インターナショナル部門ではニュージーランドの『I See You』（監督：ブリアー・マーチ）、アジア インターナショナル部門ではイランの『Dandelions Girl』（監督：アザデ・メシザデ）、ジャパン部門では寺田結芽監督の『NOVA』がそれぞれ受賞した。
演技が最も印象的だった俳優に贈られるベストアクター賞は、インターナショナル部門が『Future is Panorama』（ドイツ）のアマル・オムラン、アジア インターナショナル部門が『TRAP』（韓国）のチョ・ハンチョル、ジャパン部門が『ABYSS』の吉本実憂に決まった。
また、オンライン配信「オンライン・グランドシアター」で最も多く視聴された作品に贈られる最多視聴賞には、グランプリおよびジョージ・ルーカスアワードを受賞した『Torn Pantyhose』を含む10作品が選ばれた。
受賞作はいずれも、10月に開催予定の「SSFF & ASIA 2025 秋の上映会」で再上映される予定。映画祭の公式ハイライト映像はYouTubeで公開されており、世界中の短編映画ファンに向けて、映画祭の熱気と感動が伝わる内容となっている。
編集：梅木奈実 （関連記事： 大阪アジアン映画祭、2025年は万博連動の夏開催へ ｜ 関連記事をもっと読む ）
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