トップ ニュース ドキュメンタリー『見えない国家』が東京で特別上映 在日ボランティアが訴え「帰国投票で台湾の民主を守ろう」
ドキュメンタリー『見えない国家』が東京で特別上映 在日ボランティアが訴え「帰国投票で台湾の民主を守ろう」 在日台湾人グループ「罷卡ゴミ丼」主催のドキュメンタリー映画『見えない国家』特別上映会の様子。(黄信維撮影)
在日行動グループ「罷卡ゴミ丼」と在日台湾婦人会の共催により、ドキュメンタリー映画『見えない国家 (Invisible Nation) 』の無料特別上映会が7月に東京・大阪で開催された。東京初日となった6日の回は250席がわずか1時間で完売し、台湾民主主義への関心の高まりを象徴した。
『見えない国家』とは 米国人監督ヴァネッサ・ホープ(葛靜文)氏が85分にわたり、蔡英文元総統就任期の重要な判断を追った本作は、中国からの圧力と国際的孤立下での台湾の闘いをリアルに映し出す。上映以来、英『フィナンシャル・タイムズ』をはじめとする海外メディアで「説得力ある台湾ドキュメンタリー」と高い評価を受けている。
上映+政治参加を目指す 主催者は7月11日に東京で追加上映、13日に大阪での上映を予定。特に注力するのは、7月26日と8月23日に台湾で行われる罷免(リコール)投票への動員だ。「映画をきっかけに、帰国して投票してほしい」と呼びかけている。
在日行動団体による『見えない国家』特別上映会にて、ボランティアの賢一さん(右)とMikaさん(左)。(写真/黄信維撮影)
ボランティア・賢一氏「現場の共感が重要」 「罷卡ゴミ丼」のボランティア、賢一さんは「85分の映画でも内容は濃い」とし、在日台灣人に台湾の置かれる状況を深く知ってほしいと語る。2月から署名活動などを続けており、「映画から行動を始めて、投票につなげたい」と意気込む。企画は録画や中継を行わず、リアルな共感を重視する姿勢を貫いている。
誤解と孤立に苦しむ在日台湾人 賢一さんは、中国側からの圧力と誤解により「孤立や心ない言葉」に直面することもあると話し、「台湾は見えない存在ではない」と発言。彼らの行動は、海外にいても民主主義を守り続ける意思表示だ。
在日行動団体のボランティア・賢一さん。(写真/黄信維撮影 )
次世代の動きを後押し ボランティアのMikaさんは、第二世代・第三世代の在日台湾人が多く初めて政治運動に関わっている点を指摘。台湾駐日大使を務めた許世楷氏を招いてのトークも含め、若い世代の政治意識を高めることを目指している。
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