台湾・中央気象署によると、今日(2日)は比較的安定した天候が続くが、3日以降は大気中の湿気が増加し、午後の雷雨に注意が必要になるという。4日には梅雨前線が到達し、中部以北、東部、恒春半島では強い雨が予想される。
同署の予報官・李名翔氏は、2日は東部と恒春半島で一時的なにわか雨が見られるものの、西部は概ね曇り時々晴れで、中南部の山地では午後に雷を伴うにわか雨が発生する可能性があると述べた。
週末にかけては不安定な天候が続き、6日から再び雷雨が発達しやすくなる見込み
一方、海上での熱帯擾乱について、李名翔氏は、現在はまだ組織化されていないため、引き続き観察が必要としています。
李名翔氏によれば、3日は東部、東南部、恒春半島で短時間の雨が予想され、それ以外の地域は曇り時々晴れだが、午後は雷雨に警戒が必要とされる。4日は前線通過に伴い、中部以北、東部、恒春半島では雨が強まる見通しで、南部は曇りがちだが昼頃に雷雨の可能性がある。
5日は前線が北部に接近し、北部および東北部で短時間の雨が予想されるほか、他の地域では曇り時々晴れ、午後には雷雨の恐れがある。6日から8日にかけては前線の影響が続き、6日から7日にかけては各地でにわか雨や雷雨、8日には中部以北、東部で雷雨、南部は曇り、午後に雷雨の可能性がある。
気温はこの先1週間、大きな変化はなく、北部の最高気温は28~30度、中南部は30~33度となる見込み。降雨が強まる場合はやや低下するが、晴れ間では暖かくやや暑い状況が続く。最低気温は21~23度程度とされる。
また、3日夜から4日朝にかけて、金門と馬祖では霧や低い雲に注意が必要で、恒春半島、蘭嶼、緑島では強風が予想される。
さらに、海上の熱帯擾乱については、現時点では組織化の兆候は見られず、引き続き監視が必要だとされている。
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編集:梅木奈実
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