町村農場×カーム角山監修 北海道素材を活かした新ブランド「BLUE POND」キャラメルミルクスイーツ専門店10月8日オープン

「BLUE POND」が10月8日、大丸札幌店に誕生。グレープストーンと大丸松坂屋百貨店が共同開発した、北海道発のキャラメルミルクスイーツ専門店。(写真/株式会社グレープストーン提供)
「BLUE POND」が10月8日、大丸札幌店に誕生。グレープストーンと大丸松坂屋百貨店が共同開発した、北海道発のキャラメルミルクスイーツ専門店。(写真/株式会社グレープストーン提供)
目次

株式会社グレープストーン(本社:東京都中央区銀座)は、大丸松坂屋百貨店と業務提携し、新たなスイーツブランドを共同開発した。その第一弾として北海道発の共同ブランド「株式会社BLUE POND(ブルーポンド)」を設立し、2025年10月8日、大丸札幌店にキャラメルミルクスイーツ専門店「BLUE POND(ブルーポンド)」をグランドオープンする。

「BLUE POND」が大丸札幌店に10月8日誕生、グレープストーンと大丸松坂屋百貨店が共同開発した北海道発キャラメルミルクスイーツ専門店。株式会社グレープストーン
「BLUE POND」が10月8日、大丸札幌店に誕生。グレープストーンと大丸松坂屋百貨店が共同開発した、北海道発のキャラメルミルクスイーツ専門店。(写真/株式会社グレープストーン提供)

北海道の素材と技術を融合 新ブランド「ブルーポンド」誕生

「一瞬で人を夢中にさせるお菓子を作りたい」という想いから誕生したブルーポンドは、創業100年を超える酪農のパイオニア「町村農場」と、先進技術で持続可能な酪農を推進する「カーム角山」の監修を受け、北海道ならではの素材と製法を組み合わせた。ブランド名は、北海道の青く澄んだ池や湖の絶景に由来し、「キャラメルとミルクで人を惹きつける菓子をつくる」という哲学を掲げる。

看板商品と価格設定

看板商品は二つ。「キャラメルミルクサンド」は北海道生乳のキャラメルをクリスピー生地と組み合わせた逸品で、4個入993円、6個入1,490円、10個入2,376円。「キャラメルチーズケーキ」はチーズムースとキャラメルソースを透明感ある水ゼリーで包み込んだもので、2個入1,404円。こちらは1日2回(10時・17時)、数量限定で販売される。大丸松坂屋百貨店オンラインストアでも予約を受け付ける。

さらに秋冬限定で「ピスタチオキャラメルクリスピー」も登場し、翌年4月頃まで販売予定。キャラメルクリスピーとピスタチオ味を詰め合わせたギフトボックス(12個入3,240円、21個入5,400円)もラインナップされる。オープン記念として10月8日から17日まで、税込3,240円以上を購入した先着200名にロゴ入りオリジナルトートバッグがプレゼントされる。

北海道酪農のスペシャリストと連携

町村農場は1917年創業で、日本近代酪農の礎を築いた牧場として知られる。一方、カーム角山は約600頭を管理する「メガロボットファーム」として、自動搾乳や廃棄物再利用など最新技術を導入し、持続可能な経営を実現している。こうした北海道の専門家との連携により、ブルーポンドは「ここだけの味」を実現した。

百貨店と人気スイーツ企業の共同開発

今回の新ブランド開発は、大丸松坂屋百貨店とグレープストーンの提携によって進められた。グレープストーンは「東京ばな奈」「シュガーバターの木」「ねんりん家」などを展開し、独自の開発力で数々のヒットブランドを生み出してきた。一方、大丸松坂屋百貨店は全国に15店舗を展開し、長い歴史と集客力を誇る。両社は札幌と東京を皮切りに、地域性を生かした新ブランドを順次展開し、国内顧客のみならず訪日観光客に向けても日本ならではのスイーツ文化を発信していく方針だ。

店舗概要

ブルーポンドの店舗は大丸札幌店地下1階に位置し、営業時間は10時から20時まで。北海道の青をイメージした世界観のもと、地域に根ざした次世代スイーツブランドとして注目を集めることになりそうだ。

世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp

最新ニュース
45年愛され続ける「ファンシーチョコレート」が刷新 世代を超えて楽しめる全15種ラインナップ
『シティーハンター』連載40周年 史上最大400点超の原画展、11月22日から上野の森美術館で開催
シェイク シャック、日本初登場「サウザンバーベキュー」発売 フライドピクルス×特製BBQソースが決め手
「同意できないなら出て行け」ヘグセス長官が大規模会議で演説 米国防総省の多様性政策を痛烈批判
呂紹煒のコラム:プラザ合意40年――日本経済を「殺した」のは誰か
台湾・台北メトロで衝撃事件 優先席をめぐる口論から蹴り飛ばし 高齢女性の「黒歴史」と逮捕の顛末
トランプ氏「外国映画に関税100%」構想 韓国ドラマ・Kカルチャーに直撃の恐れ
幕後》中国の新しい空母「福建」、台湾の防衛想定を崩す 台湾軍に重い課題、米軍にも脅威
中国ロケット軍、対台湾で配備拡大 NYT分析:DF-17でグアムの米軍も射程に
外国人高給取りが続々流入 東京高級住宅市場で「覇権争い」勃発、中国富裕層が購入を主導
U-NEXT、乃木坂46・布袋寅泰・サザンが集結!U-NEXTが18公演の豪華ライブを10月に独占配信
「抗中カード」が逆効果? 民進党政権が陥る「北京の罠」を米誌が警告
Nothing、新AIプラットフォーム「Essential」を発表 生成UIで「パーソナルOS」時代へ
フィリピン・セブ州でM6.9強震 死者30人超、教会や学校が倒壊、大停電も発生
【独占】台湾インディーズDSPS、イルカポリスと日本ツアー2025 新アルバム&ワンマン展望を語る
【独占】台湾インディーズ・イルカポリス「日常をそのまま音楽に」 DSPSとの日本ツアー2025で「台湾チーム」の絆を語る
評論:米国が「シリコンシールド」を強要 台湾に残された猶予はどれだけあるのか
トランプ大統領とネタニヤフ首相、ガザ和平計画を発表 ハマスに「72時間以内受諾」を要求【ガザ和平案全文】
大阪・中之島クロスで未来医療を発信 iPS細胞治療の最前線と万博が拓く国際展開
ルミネ新宿×スタジオUG初コラボ 「ごきげんぱんだ」「こねずみ」が秋の館内を彩る特別企画
「抗中保台」失効?台湾社会で危機感が薄れる現実、北京に有利な展開と国際メディアが警鐘
台湾作家・吳明益と五十嵐大介が東京で対談 文学と漫画が描く「自然と記憶」の交差点
ハーゲンダッツ新作「悪魔のささやき」「天使のおさそい」登場 ILLIT MINJU&MOKAが魅惑のWEBムービーに出演
舞台裏》台湾外交に変化 「魔法部」は論争避け、林佳龍氏が対立国を交渉の場へ
張鈞凱コラム:花蓮せき止め湖決壊で17人死亡 「シャベル超人」が自発的に救援の裏で問われる台湾民主主義の機能不全
陸文浩の視点:「福建号」空母三機同時発進、すでに電磁カタパルト任務を完了
ハッカーが800ページ超の極秘文書を流出 ロシアが中国空挺部隊を訓練 中露軍事協力の深化で台湾に警戒
台湾、南ア代表処格下げに「半導体輸出規制」で対抗 チップ外交が示す新たな戦略
8億円台の超豪邸!諸戸の家×ARMANI / CASA、目黒区に国内初コラボ邸宅誕生
米中首脳会談目前 習近平氏がトランプ氏に「台湾独立反対」迫る思惑とは?
台風18号被害の台湾・花蓮を支援 名古屋市民の行動に台湾から感謝の声「日本は永遠の友」
日本、「万能人工血液」を開発 血液型不問で2年間保存可能 2030年の実用化を目指す
台湾・花蓮の災害現場で活躍する救助犬 首輪も装備も付けない「4つの理由」とは 専門家「1頭で20人分の力」
米国「半導体は台湾と五五分に」 ルートニック商務長官が供給網再編を要求、シリコンシールド論に異議
米国信用市場に「極限の狂宴」 投資家熱狂の裏で広がるバブル崩壊懸念
トランプ政権「米台半導体五五分」構想 TSMC投資が台湾経済を空洞化させる危機
小泉進次郎vs高市早苗 最年少首相と女性首相誕生の可能性、自民党再生を懸けた総裁選の行方
Nothing、初のオーバーイヤーヘッドホン「CMF Headphone Pro」発表 100時間再生と直感的コントロールを実現
独占インタビュー》ウクライナの「ドローン革命」最前線 許毓仁「台湾は4つの改革で強靱化を」
豪州が次の標的に?『ガーディアン』取材:米民主主義の失速が招く世界的ファシズム化
欧州、プーチン氏に静かな警告 ロシア機が領空を再侵犯すれば「撃墜も辞さず」
英国版『スターゲート』始動か NVIDIA×OpenAI×マイクロソフト、英にAI工場—110億ポンド投資で「このセクター」に妙味
戦場で実地検証――ウクライナの無人機技術は米国を超えたのか 米国防長官のひと言が突く本質
「OSAKAシネマスケープ2025」10月開幕 大阪中之島美術館で全6回上映
アジア・インディー音楽祭「BiKN shibuya 2025」 第一弾出演者発表