株式会社グレープストーン(本社:東京都中央区銀座)は、大丸松坂屋百貨店と業務提携し、新たなスイーツブランドを共同開発した。その第一弾として北海道発の共同ブランド「株式会社BLUE POND(ブルーポンド)」を設立し、2025年10月8日、大丸札幌店にキャラメルミルクスイーツ専門店「BLUE POND(ブルーポンド)」をグランドオープンする。

北海道の素材と技術を融合 新ブランド「ブルーポンド」誕生
「一瞬で人を夢中にさせるお菓子を作りたい」という想いから誕生したブルーポンドは、創業100年を超える酪農のパイオニア「町村農場」と、先進技術で持続可能な酪農を推進する「カーム角山」の監修を受け、北海道ならではの素材と製法を組み合わせた。ブランド名は、北海道の青く澄んだ池や湖の絶景に由来し、「キャラメルとミルクで人を惹きつける菓子をつくる」という哲学を掲げる。
看板商品と価格設定
看板商品は二つ。「キャラメルミルクサンド」は北海道生乳のキャラメルをクリスピー生地と組み合わせた逸品で、4個入993円、6個入1,490円、10個入2,376円。「キャラメルチーズケーキ」はチーズムースとキャラメルソースを透明感ある水ゼリーで包み込んだもので、2個入1,404円。こちらは1日2回(10時・17時)、数量限定で販売される。大丸松坂屋百貨店オンラインストアでも予約を受け付ける。
さらに秋冬限定で「ピスタチオキャラメルクリスピー」も登場し、翌年4月頃まで販売予定。キャラメルクリスピーとピスタチオ味を詰め合わせたギフトボックス(12個入3,240円、21個入5,400円)もラインナップされる。オープン記念として10月8日から17日まで、税込3,240円以上を購入した先着200名にロゴ入りオリジナルトートバッグがプレゼントされる。
北海道酪農のスペシャリストと連携
町村農場は1917年創業で、日本近代酪農の礎を築いた牧場として知られる。一方、カーム角山は約600頭を管理する「メガロボットファーム」として、自動搾乳や廃棄物再利用など最新技術を導入し、持続可能な経営を実現している。こうした北海道の専門家との連携により、ブルーポンドは「ここだけの味」を実現した。
百貨店と人気スイーツ企業の共同開発
今回の新ブランド開発は、大丸松坂屋百貨店とグレープストーンの提携によって進められた。グレープストーンは「東京ばな奈」「シュガーバターの木」「ねんりん家」などを展開し、独自の開発力で数々のヒットブランドを生み出してきた。一方、大丸松坂屋百貨店は全国に15店舗を展開し、長い歴史と集客力を誇る。両社は札幌と東京を皮切りに、地域性を生かした新ブランドを順次展開し、国内顧客のみならず訪日観光客に向けても日本ならではのスイーツ文化を発信していく方針だ。
店舗概要
ブルーポンドの店舗は大丸札幌店地下1階に位置し、営業時間は10時から20時まで。北海道の青をイメージした世界観のもと、地域に根ざした次世代スイーツブランドとして注目を集めることになりそうだ。
編集:梅木奈実 (関連記事: 東京ばな奈「ぶにゃんこ」秋冬限定で復活 黒猫デザイン&チョコバナナ味、新作グッズ7種登場、通販限定BOXも発売 | 関連記事をもっと読む )
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