Nothing、初のオーバーイヤーヘッドホン「CMF Headphone Pro」発表 100時間再生と直感的コントロールを実現

ロンドン発のコンシューマー・テクノロジーブランドNothingは、サブブランド「CMF by Nothing」から初となるオーバーイヤーヘッドホン「CMF Headphone Pro」を発表し、9月29日20時30分より販売を開始した。加えて、スマートウォッチ「CMF Watch 3 Pro」の新色ライトグリーンも同時に公開された。

直感的操作とパワフルなサウンド

CMF Headphone Proは、40mmカスタムドライバーやLDAC対応のハイレゾオーディオ、最大40dBのノイズキャンセリングに対応するハイブリッドアダプティブANCを搭載。さらに100時間の連続再生が可能な高効率バッテリーを備え、ユーザーの聴こえ方に合わせたパーソナルサウンドプロファイルも生成できる。

特徴的なのは、物理的なスライダーやローラーを使った直感的な操作性だ。音量やANC切り替え、再生停止などを指先で簡単にコントロールでき、スライダーを使えば気分に応じて低音や高音を調整できる。また、イヤークッションは交換可能で、ファッションや気分に合わせたカスタマイズが楽しめる。カラーはライトグレー、ダークグレー、ライトグリーンの3色展開で、価格は税込1万5800円。

CMF Watch 3 Proに新色

同時に発表された「CMF Watch 3 Pro」の新色ライトグリーンは、13日間駆動するバッテリーを搭載し、AIを活用したフィットネス機能やヘルスケア機能を備える。カジュアルから日常使いまで幅広いシーンに対応する洗練されたデザインが特徴で、同じく9月29日20時30分より販売が開始される。

Nothingは、サブブランド「CMF by Nothing」から初めて登場するオーバーイヤーヘッドホン「CMF Headphone Pro」の追加情報を公開した。同製品は最長100時間の連続再生が可能で、スマートフォンやノートパソコンからの充電にも対応。長時間の移動や外出先でも、バッテリーを気にせず音楽を楽しむことができる仕様となっている。

正式発表は9月29日午後8時30分（日本時間）に予定されており、SNS「X」ではスライダーやモジュラーデザインを強調したティーザー映像も公開されている。公式サイトnothing.techでは、最新情報の登録も受け付けている。CMF by Nothingは2023年9月に発足したNothingのサブブランドで、シンプルかつ美しいデザインと合理性を兼ね備えた製品を手頃に届けることを目指している。 （関連記事： Nothing「Phone (3)」と「Headphone (1)」日本同時発売　革新デザイン×AI体験で市場挑戦 ｜ 関連記事をもっと読む ）

一方で、ロンドン発のコンシューマー・テクノロジーブランド「Nothing（ナッシング）」は9月25日午前11時（日本時間）、新たなフラッグシップモデルとなるワイヤレスイヤホン「Ear (3)」を発売した。価格は税込25,800円で、公式サイトnothing.techのほか、販売パートナーを通じて購入できる。カラーはホワイトとブラックの2色が用意されている。

ロンドン発のコンシューマー・テクノロジーブランド Nothing は、最新のフラッグシップワイヤレスイヤホン「Ear (3)」を発表した。選りすぐりの金属素材を採用した新しいシースルーデザインに加え、ケースに内蔵された画期的な「スーパーマイク」を搭載し、通話体験を一段と向上させた。日本では9月18日21時より公式サイトで予約を開始し、9月25日11時から販売を開始する。価格は25,800円（税込）。

ノイズを遮断する「スーパーマイク」

Ear (3)の最大の特徴は、ケースに組み込まれた新開発のスーパーマイクだ。周囲の雑音を最大95dBまでカットし、声のみを拾うデュアルマイクシステムを採用。さらにボイスメモ機能では、Nothing OS上で自動的に文字起こしも可能となる。各イヤホンには全指向性マイク3基と骨伝導ボイスピックアップユニットを搭載し、AIによる2000万時間以上の学習を活かした環境ノイズキャンセリングを実現。風切り音は25dB以上低減され、どんな環境でもクリアな音声を届けられるという。

音質とデザインの進化

12mmダイナミックドライバーを搭載し、低音域の迫力と高音域の明瞭さを向上。従来モデルより低音は最大6dB、高音は最大4dB改善された。Nothing独自のシースルーデザインは、メタルを使った精緻な内部構造とユニボディ設計に進化。充電ケースは100％リサイクルアルミニウムで製造され、耐久性とサステナビリティを兼ね備える。

性能と使い勝手

バッテリーは1回の充電で最長10時間再生が可能で、ケースを併用すれば38時間に対応。急速充電では10分で10時間再生を実現し、ワイヤレス充電もサポートする。Bluetooth 5.4やLDACに対応し、低遅延モードでは120ミリ秒まで遅延を抑えることが可能。IP54規格の防塵・防汗・防滴仕様で、日常利用からアクティブシーンまで幅広く対応する。

Ear (3)はホワイトとブラックの2色展開で販売される。Nothingは創業から4年で累計売上10億ドルを突破し、スマートフォンやオーディオ製品で独自の存在感を築いてきた。新たなフラッグシップイヤホンの投入により、ブランドの勢いはさらに加速しそうだ。

新開発「スーパーマイク」と進化したシースルーデザイン、9月25日より発売開始

ロンドンを拠点とするコンシューマー・テクノロジーブランドのNothingは、最新のフラッグシップモデルとなるワイヤレスイヤホン「Ear (3)」を、9月18日（木）午後9時（日本時間）／午後1時（英国時間）に発表することを明らかにした。

同社はEar (3)の正式発表に向けて、公式サイト「nothing.tech」で最新情報を順次更新するとしており、情報を受け取りたいユーザーは登録が可能となっている。

同社スマートプロダクト・マーケティング責任者の アンドリュー・フレッシュウォーター氏 は次のようにコメントしている。「2025年はNothingにとって飛躍の年となったが、挑戦はまだ続いている。『Ear (3)』は初代『Ear (1)』から始まったインイヤー製品の新たなステージであり、ユーザーの声を反映し、再びわかりやすいナンバリングに戻すことにした。」

「Ear (3)」の詳細仕様や価格などは、正式発表に先立ち随時公開される予定で、最新情報は公式サイト nothing.tech で登録できる。

Nothingは2020年にロンドンで創業し、デザイン性と独自性を重視したスマートフォンやオーディオ製品を展開。世界に300万人を超えるコミュニティの声を取り入れながら製品開発を進め、創業からわずか4年で累計売上は10億ドルを突破した。Nothingは「人間、デザイン、ワクワクを再び中心に置く」ことを理念に掲げ、テクノロジー体験の刷新を目指している。

編集：梅木奈実 （関連記事： Nothing「Phone (3)」と「Headphone (1)」日本同時発売　革新デザイン×AI体験で市場挑戦 ｜ 関連記事をもっと読む ）

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