トップ ニュース 台湾・花蓮の災害現場で活躍する救助犬 首輪も装備も付けない「4つの理由」とは 専門家「1頭で20人分の力」
台湾・花蓮の災害現場で活躍する救助犬 首輪も装備も付けない「4つの理由」とは 専門家「1頭で20人分の力」 「台南救助犬・Tainan K9」は、救助犬が平常時に装備を着けない本当の理由を指摘している。(写真/台南救助犬・Tainan K9フェイスブック提供)
台湾・花蓮県光復郷の災害現場では、全国から派遣された救助犬が瓦礫の中 を駆け巡り、 危険な最前線で行方不明者の捜索にあたっている。その姿に多くの人々が希望を見いだす一方、「なぜ救助犬は首輪や衣服などの防護装備を着けずに現場に入るのか」という疑問の声も上がった。これについて、台南の専門救助犬チーム「Tainan K9」がSNS上で4つの重要な理由を解説し、疑問に答えている。
救助犬の安全を最優先に 「 Tainan K9 」によると、救助犬が災害現場で首輪や装備を付けない最大の理由は、安全を守るためである。特に不安定な建物内部に入る際、首輪が瓦礫などに引っかかると犬が身動きできなくなり、最悪の場合は命を落とす危険もある。過去には海外で実際に悲劇的な事故が起きており、首輪が 引っ掛かったまま 外れず脱出できない救助犬が、助けを求める鳴き声を残して命を落とした例も報告されている。
体温調節と機動力を確保 救助犬が装備を着けないもう一つの理由は、体温調節と機動力の維持だという。犬の肉球には自然な放熱機能があり、衣服や靴を装着するとその機能が妨げられる。また、犬の爪は瓦礫や不安定な地形でのグリップ力を発揮する重要な役割を持つ。過剰な装備はこうした能力を制限し、結果的に捜索効率を下げてしまう。
足裏の触覚が生む精密な探索 救助犬は足裏の触覚で環境情報を感じ取り、危険エリアや探索範囲を判断する。この感覚は非常に繊細で、装備で覆われると敏感さが低下してしまい、捜索の精度が落ちる恐れがある。
卓越した嗅覚 1頭で20人に匹敵 人間とは異なり、訓練された救助犬は嗅覚で圧倒的な力を発揮する。専門家によれば、その能力は20人の救助隊員に相当するとされ、被災地における危険区域の特定や生存者の位置確認を迅速に行える。救助犬はその特性から、最前線で真っ先に現場投入されるケースが多い。
獣医師の同行が不可欠 一方で、救助犬は高強度の作業でケガや病気のリスクにさらされる。「Tainan K9」は、獣医師の同行が極めて重要だと強調する。任務終了後にはハンドラーと獣医師が協力して犬の体調を入念にチェックし、異常があれば即座に処置を行う。薬の投与や外科的治療を通じて犬を万全の状態に保ち、次の任務に備えることが不可欠とされる。
更多新聞請搜尋🔍風傳媒
最新ニュース
台湾、南ア代表処格下げに「半導体輸出規制」で対抗 チップ外交が示す新たな戦略 南アフリカ政府が台北代表処の格下げと首都プレトリアからの移転を求めたことを受け、台湾政府は前例のない半導体輸出規制の準備に踏み切った。いわゆる「チップの兵器化」と受け止められたこの措置は、南ア側が協議に応じる意向を示したため一時停止となったが、台北は明確なメッセージを発した――世界の供給網で優位に立つ技術力を、外交上の梃子として用いる可能性を示したということ......
8億円台の超豪邸!諸戸の家×ARMANI / CASA、目黒区に国内初コラボ邸宅誕生 三重県桑名市に本社を置く諸戸の家株式会社(代表取締役 松本浩二)は、2025年9月29日、東京都目黒区平町で新邸宅「諸戸の家 Furnished by ARMANI / CASA 001 目黒区平町」を発売する。イタリア発の高級インテリアブランド「ARMANI / CASA」が全面的にファニシングを手がけた首都圏初の戸建住宅であり、同社「SUPER LUXU......
米中首脳会談目前 習近平氏がトランプ氏に「台湾独立反対」迫る思惑とは? 《ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)》の中国総局長、魏玲玲氏は27日、トランプ政権との高官往来で土台を築いた習近平国家主席が、次の段階としてトランプ氏から「台湾独立に反対する」との明確な表明を引き出すことを狙っていると報じた。目的は台湾を国際的に孤立させ、最終的に「一つの中国」を既成事実化することにある。米中首脳会談が近づく中、トランプ氏が1年以内の......
台風18号被害の台湾・花蓮を支援 名古屋市民の行動に台湾から感謝の声「日本は永遠の友」 台湾・花蓮県光復郷が台風18号によって甚大な被害を受ける中、台湾国内では「鏟子超人(シャベル超人)」と呼ばれるボランティアが連休を利用して現地で復旧作業に参加し、インターネットを通じた募金活動も広がっている。その動きは海を越えて日本にも波及し、名古屋駅前では日本人が横断幕や紙の掲示を掲げて「台湾を応援する」と呼びかける姿が目撃され、台湾のネットユーザーから「......
日本、「万能人工血液」を開発 血液型不問で2年間保存可能 2030年の実用化を目指す 奈良県立医科大学は、臨床試験用の「万能人工血液」を今年3月から開始し、志願者による初回の輸注を完了したと発表した。この技術が成功すれば、世界の輸血医療を根本から変える可能性がある。人工血液は血液型に関係なく使用でき、保存期間も2年に延長可能であり、戦争や災害、日常医療における血液不足の解決に向けた画期的な突破口となると期待されている。日本が「万能人工血液」を......
米国信用市場に「極限の狂宴」 投資家熱狂の裏で広がるバブル崩壊懸念 現在の米国信用市場は、まるで極限の狂宴のような様相を呈している。投資家はかつてない熱狂の中で企業債を奪い合い、その盛況ぶりはあたかもこの資産がまもなく消え去るかのようである。しかし、28日付の「ウォール・ストリート・ジャーナル」一面報道は警告する。華やかな表層の裏側では、深い不安がウォール街に静かに広がっているという。各種指標によれば、こうした債券を保有する......
トランプ政権「米台半導体五五分」構想 TSMC投資が台湾経済を空洞化させる危機 米国が打ち出した「米台半導体製造五五分」構想を受け、台湾の産業界と学界では影響の洗い出しが加速している。複数の専門家は、これは単なる生産配分の問題ではなく、米国が経済効率よりも国家安全保障を優先する姿勢を示すシグナルだと指摘する。もしTSMCが米国での生産拡張を強いられ、五五分のバランスが求められれば、資本・人材・サプライチェーンが移転し、最終的に台湾国内の......
小泉進次郎vs高市早苗 最年少首相と女性首相誕生の可能性、自民党再生を懸けた総裁選の行方 自民党は10月4日に総裁選挙を実施し、勝者が次期首相に就任する見通しだ。小泉進次郎農林水産大臣(44)が勝利すれば戦後最年少首相の記録を更新し、ベテランの高市早苗氏(64)が当選すれば日本初の女性首相となる。英紙《ガーディアン》は、この総裁選は世代交代やジェンダーの突破口であると同時に、連続選挙敗北や金権政治スキャンダルに揺れる自民党が立て直しを図れるかどう......
独占インタビュー》ウクライナの「ドローン革命」最前線 許毓仁「台湾は4つの改革で強靱化を」 ロシアのウクライナ全面侵攻から、すでに3年以上。ウクライナ軍はドローンの革新と柔軟な運用で粘り強く抗戦し、いまや米国ですらこの分野で後れを取っていることを認めざるを得ない状況だ。台湾にとっても、これは単なる戦況レポートではない——明確な警鐘である。元立法委員でハドソン研究所シニアフェローの許毓仁氏は、CIA元長官で四つ星将軍のデイヴィッド・ペトレイアス氏の招......
豪州が次の標的に?『ガーディアン』取材:米民主主義の失速が招く世界的ファシズム化 米国、そして世界はファシズムへ滑りつつある。次に直撃される恐れが大きいのはオーストラリアだ――イェール大学でファシズム研究に携わるジェイソン・スタンリー氏は、9月24日付の英紙『ガーディアン』インタビューでそう警告する。トランプ政権はチャーリー・カーク氏銃撃事件を口実に異論封じと密告の奨励を進め、「非常時の民主主義」を急速に歪めているという。スタンリー氏自身......
欧州、プーチン氏に静かな警告 ロシア機が領空を再侵犯すれば「撃墜も辞さず」 ロシア空軍のMiG-31戦闘機3機がエストニアの領空を脅かし、NATO各国の神経を逆なでした。各国が公に非難する一方、事情に詳しい関係者によれば、欧州の複数の外交官がモスクワでクレムリン側に非公式の警告を伝達。北大西洋条約機構(NATO)は「次に領空侵犯があれば、ロシア機の撃墜を含む直接的な対応を取る用意がある」と通告したという。 ......
戦場で実地検証――ウクライナの無人機技術は米国を超えたのか 米国防長官のひと言が突く本質 米国は依然「世界最強の軍事大国」なのか。少なくとも無人機の戦場では、その答えが揺らいでいる。
9月13日、米大統領トランプ氏のウクライナ特使キース・ケロッグ氏は、キーウで開かれた「ヤルタ欧州戦略会議」で「ウクライナは無人機技術の世界的リーダーになった。一方の米国は大きく遅れている(well behind)」と名言。時間との戦いになっていると危機感を示した。
......
「OSAKAシネマスケープ2025」10月開幕 大阪中之島美術館で全6回上映 第21回大阪アジアン映画祭(OAFF)の関連企画「OSAKAシネマスケープ2025」が、10月から12月にかけて大阪中之島美術館1階ホールで開催される。文化や人種、性別、世代、経済格差といった多様な社会課題や人間模様をテーマに、いま観るべきアジア(日本を含む)の映画を日本語字幕付きで紹介するもので、6プログラム・21作品が上映される。初日の10月11日・12......
アジア・インディー音楽祭「BiKN shibuya 2025」 第一弾出演者発表 アジアの新鋭アーティストを紹介するショーケース型音楽祭〈BiKN shibuya 2025〉が、11月30日(日)に東京・渋谷で開催される。今年で3回目を迎える同イベントは、2023年の初開催以来「アジアで注目を集めるアーティストが一堂に介する」というコンセプトで大きな話題を呼んできた。アジア・インディー音楽祭〈BiKN shibuya 2025〉が11月3......
楽天、オリックスに零封負け 4年連続BクラスでCS進出の可能性消滅 パ・リーグの楽天は27日、京セラドームで行われたオリックス戦に0―2で敗れ、今季の4位以下が確定。クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全に消滅した。これで球団は4年連続のBクラス、シーズン負け越しも決定した。オリックス先発の山下、力強い直球で楽天打線をわずか3安打に封じ込める。(撮影 許甄玲)紅林が左翼スタンド5階席へ特大2ランを放ち、勝負を決めた......
株式会社幸呼来Japan 裂き織で福祉と伝統工芸をつなぐ 岩手県が主催し、公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)が実施した岩手県プレスツアーの2日目、記者団は盛岡市の株式会社幸呼来Japanを訪問した。江戸時代に東北地方で生まれた伝統織物「裂き織」を軸に、障害者の就労支援と地域文化の継承を両立させる取り組みについて、代表取締役の石頭悦氏および施設長兼裂き織事業ディレクターの村山遼太氏から説明を受け、工房......
「東京ゲームショウ2025」総来場者数26万3101人、フューチャー部門11作品を発表 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA、会長:辻本春弘氏)は、9月25日から28日まで幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」について、総来場者数が26万3101人に達したと発表した。会期中に配信された公式番組の総視聴者数は後日公表される予定である。東京ゲームショウ2025は来場者26万3101人を記録し、日本......
日韓「前払い」9000億ドル投資?トランプ氏が一方的に宣伝する政策に、日本と韓国が反論 アメリカのトランプ大統領が再び東アジアの同盟国を困惑させている。トランプ氏は先日、ホワイトハウス執務室で海外メディアに対し、自らの関税政策によってアメリカに巨額の収入と投資をもたらしたと主張した。その中で、日本と韓国が総額9,000億ドル(約135兆円)に上る投資を約束したとし、これを「前払い費用」と表現した。この発言が報じられるや、日本と韓国は即座に困惑と......
舞台裏》台湾・花蓮県馬太鞍渓のせき止め湖悲劇、台大チームが方針を大転換! 2025年9月23日、台湾・花蓮県馬太鞍渓のせき止め湖で越流が発生し、強制避難区域内でなお十数人が犠牲となった。翌日、行政院長の卓栄泰氏が花蓮を視察した際、中国国民党の立法委員傅崐萁氏は「中央は600億元を受け取りながらせき止め湖を処理していない」と批判した。これに対し卓氏は「まずは救災を優先し、責任追及は今後の課題だ」と述べ、その場を立ち去った。傅氏は現場......
株式会社みちのくあかね会 繊細な色合いと温もりを紡ぎ、次世代へ受け継ぐ 岩手県が主催し、公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)が岩手県から事業を受託して実施する「岩手県プレスツアー」(9月18日~19日)の初日、記者団は盛岡市に本社を置く株式会社みちのくあかね会を訪問した。同社は、羊毛の染色から糸紡ぎ、織りまでを一貫して行う体制を持ち、マフラーやブランケットなどのホームスパン製品を製造している。現場では沿革や働き方、......
株式会社岩鋳 南部鉄器に宿る伝統と革新、世界市場へ広がる「IWACHU」の挑戦 岩手県が主催し、公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)が岩手県から事業を受託して実施する「岩手県プレスツアー」(9月18日~19日)の初日、記者団は盛岡市に本社を置く株式会社岩鋳(IWACHU)の南仙北工場を訪問した。現場では営業部部長の高橋潔充氏、伝統工芸士で三代目清茂の雅号を持つ八重樫亮氏、さらに若手職人の小川勇唯人氏と袋畑麻衣氏が応じ、南部......
震災から生まれた大槌刺し子 女性刺し子職人の手仕事が世界へ羽ばたく 岩手県が主催し、公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)が岩手県からの委託を受けて実施した「岩手県プレスツアー」は、9月18日から19日にかけて「多様な担い手が未来へ紡ぐ-岩手の伝統継承の現場を訪ねて」をテーマに県内で行われた。初日の訪問先となったのは、東日本大震災をきっかけに岩手県大槌町で誕生した「大槌刺し子」である。震災を経て地域に根付き、いま......
ユーモアを解さない独裁者──トランプ氏も冗談に過敏、米国の言論の自由は中国の後を追う アメリカは言論の自由を誇ってきたはずだ。ところが、深夜トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』が、司会ジミー・キンメル氏によるチャーリー・カーク襲撃事件の揶揄をめぐり、9月17日に放送中止に追い込まれた。6日後に世論の反発を受けて再開したものの、この短い“封殺”は十分な警鐘だ。権威体制下を経験した華人にとって、これは見慣れた構図でもある。自由は一瞬で崩れない......
iPhoneは「神の座」から陥落?世界シェアはサムスンに逆転、中国販売は急落 iPhone 17の発売からわずか1週間、トラブル報告が相次いでいる。背面パネルの細かな傷が目立つという指摘に加え、最大の話題は「一年待ったAI機能がまたも肩透かし」という失望感だ。かつてテック界の覇者だったアップルは、なぜAI時代で出遅れたのか。どんな背景があるのか――台湾メディア『風傳媒』が展開するオリジナルの経済番組/コラムブランド『下班経済学』で、経......
遠野伝承園――曲り家とオシラサマにみる暮らしと信仰 岩手県が主催し、公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)が委託を受けて実施したプレスツアーが、9月18~19日、「多様な担い手が未来へ紡ぐ—伝統継承の現場を訪ねて」をテーマに岩手県内で行われた。初日の訪問先の一つ、遠野市の「遠野伝承園」では、農家の暮らしや民話、地域に根づく民間信仰について取材団が学んだ。岩手県遠野市の遠野伝承園・御蚕神堂には約1,......
台湾出身、層雲峡で生きる。「北海道の自然と共に働く」台湾人ガイド、Tobyさんの物語 北海道・層雲峡で自然ガイドとして活動する台湾出身のTobyさん。現在は上川町の層雲峡ビジターセンターに勤めながら、個人で登山やエコツアーのガイドも行っている。来日して約8年くらい。日本の都市部ではなく、あえて自然豊かな山間の地を選んだ理由は何か。『風傳媒』の取材に応じ、北海道へ移り住んだ経緯、日々の仕事、そして層雲峡で見つけた「新しい居場所」について語ってく......
台湾観光署長が百人代表団を率い「ツーリズムEXPOジャパン2025」に出展 五感体験で台湾観光の新コンセプトを発信台湾観光署は9月25日、愛知県で開幕した日本最大級の旅行見本市「ツーリズムEXPOジャパン2025」に出展し、陳玉秀署長が約100人の代表団を率いて台湾の魅力をPRした。代表団には台湾観光協会のほか、旅行・宿泊・航空各社、国立故宮博物院、原住民族委員会、農業部林業及自然保育署に加え、桃園市、新竹市、南投県、台南市、嘉義県......
岩手・花巻市の株式会社小彌太、3Dプリンターとゴムわらじ開発で伝統芸能継承に挑戦 岩手県が主催し、公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)が実施した岩手県プレスツアーの2日目、記者団は花巻市の株式会社小彌太を訪問した。1781年創業の老舗染物会社である同社は、代表取締役社長・小瀬川弘樹氏のもと、2024年に郷土芸能事業「雷太(らいた)」を立ち上げた。10代目の小瀬川雄太氏(営業部課長・取締役・染師)が登壇し、会社の沿革と自身の役......
花人・赤井勝氏、FCCJで作品展 写真と装花の新表現も披露 花人・赤井勝氏の作品展「Masaru Akai’s World of Floral Art」が、9月1日から10月3日まで東京・丸の内の日本外国特派員協会(FCCJ)で開催されている。会場では、独自の花芸術「Soka」による鮮やかな装花の世界が広がり、外交官夫人らを魅了してきた赤井氏の花の表現力が堪能できる。花人・赤井勝氏がFCCJで作品展を開催し、写真との......
韓国社会を覆う「集団的絶望」 経済不安が引き金に――40代では自殺ががんを上回り最多の死因 韓国社会で、自殺の深刻さがかつてない水準に達している。最新の政府統計によれば、40代では意図的な自己傷害行為(自殺)が初めてがんを上回り、死亡原因の首位となった。統計が残る1983年以降、初めての事態だ。韓国統計庁のデータを引用した『コリア・ヘラルド』によると、2024年の自殺者は1万4,872人で、前年(2023年)比6.4%増。過去13年で最多となった。......
栃木県で17年暮らす台湾人・婷婷さん——地方で築いた創業の軌跡 台湾・台中出身の婷婷さんは2008年に来日し、栃木県での暮らしを始めた。それから17年。地元で美容サロンを立ち上げ、台湾ならではの技術と温かな接客を武器に、地域に根差した活動を続けている。今回『風傳媒』の取材に応じた婷婷さんは、移住のきっかけや異文化の壁、そして現在に至るまでの起業の歩みを語ってくれた。
台湾出身の婷婷さんは、栃木で17年暮らしながら美容サロ......
チャン・ツォーチ監督「優雅な邂逅」、10月4日に上映&トークイベント開催 台北駐日経済文化代表処・台湾文化センターは、連続企画「台湾映画上映会2025」の第7弾として、チャン・ツォーチ(張作驥)監督の新作『優雅な邂逅』(原題:優雅的相遇/英題:Intimate Encounter)を10月4日に上映する。上映後にはチャン監督がオンラインで参加し、会場には映画評論家の宇田川幸洋氏が登壇してトークを行う。台湾文化センターは10月4日、......
ダイソー、公式キャラクター「ダイゾー」を発表 アルカキット錦糸町店リニューアルでお披露目 大創産業は9月26日、都内最大規模となる「ダイソー アルカキット錦糸町店」のリニューアルオープンにあわせ、同社初となる公式キャラクター「ダイゾー」を発表した。本発表会では、DAISO初の公式キャラクターを披露し、店舗内には等身大フィギュアやフォトブースも新たに設置された。また、2025年7月1日より「DAISO」「Standard Products」「THR......