プレスリリース配信サービスを運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証プライム:3922)は、10月1日より日本テレビ放送網株式会社(東京都港区、代表取締役社長執行役員:福田博之)が運営するニュースサイト「日テレNEWS NNN」をパートナーメディアに追加したと発表した。
今回の連携により、「PR TIMES」から配信される上場企業のプレスリリースに加え、「PR TIMES STORY」で配信されるストーリーコンテンツや「PR TIMES TV」の動画コンテンツも、「日テレNEWS NNN」に転載されることになる。
「日テレNEWS NNN」は、日本テレビをキー局とする民放30社によるニュースネットワーク「NNN」の統合ニュースサイトで、全国各地のローカルニュースも数多く掲載されている。今回の提携によって、報道コンテンツに加え、企業発のプレスリリースやストーリー、動画など、多様な情報を閲覧できる環境が整う。
これにより、PR TIMESのパートナーメディアは合計263媒体となり、新聞総合ニュースカテゴリに属するメディアは26媒体となった。PR TIMESは今後も外部メディアとの連携を推進し、企業情報が生活者に広く届く機会を最大化していく方針を示している。
さらに同日、PR TIMESが主催する「プレスリリースアワード2025」において、不動産業界向けのDX支援サービスを展開する株式会社いえらぶGROUP(東京都新宿区、代表取締役:岩名泰介)のプレスリリースが「Best101」に選出された。
受賞したのは、いえらぶGROUP子会社のいえらぶ琉球が2025年4月に発表した「社内コミュニケーション促進を目的にフリースペースでの社食提供を開始」に関するリリースである。会議室をリニューアルし、無添加のおにぎりや天然酵母パンなどを提供する場を設け、社員の健康促進や地域商店との連携を実現した点が評価された。
今回のアワードには過去最多となる4,573件がエントリーしており、一次審査を通過したリリースが最終審査に進んでいる。審査員からは「地方の中小企業の発信として他社の参考にもなる」「社食やリリースに手作りの温かさがある」といった評価が寄せられた。
「プレスリリースアワード」は2021年に創設され、社会性や公共性、共感性などの観点からプレスリリースの可能性を広げる取り組みを顕彰する制度である。PR TIMESは今後も「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに、企業や個人が発信する情報を多角的に広げる活動を続けていく。
編集:梅木奈実
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