大丸松坂屋百貨店と株式会社グレープストーン(本社:東京都中央区銀座)は、共同開発による新ブランド「モンブランTHE珀山(はくざん)」を2025年10月29日、大丸東京店1階「ほっぺタウン」にグランドオープンした。ヨーロッパで生まれ、日本の食文化と融合して進化してきたモンブランを、東京発の新感性で再構築した“世界でここだけ”のモンブランスイーツ専門店である。

初日から長蛇の列 真っ白なモンブランが話題に
オープン当日の朝、大丸東京店には9時過ぎから多くの人々が集まり、店舗前には長い行列ができた。東京駅直結という利便性もあり、出勤前の会社員や観光客が次々と並び始め、開店時間の10時を迎える頃にはフロア全体が熱気に包まれた。ガラス越しに真っ白なモンブランを撮影する来店客や、購入後すぐに味わう人の姿も多く見られ、初日から大盛況のスタートとなった。
「世界に誇れる地域の魅力をスイーツで」 ブランド誕生の背景
ブランド説明によると、「世界に誇れる地域の魅力をスイーツで伝えたい」という思いが出発点だったという。東京はミシュラン星付きレストラン数で世界最多の“美食都市”であり、その中で料理人のように素材と技に向き合う姿勢から誕生したのが「THE珀山」だ。ブランドコンセプトは「モンブランの頂に、新たな光を。」──まだ知らなかったモンブランとの出会いを届けることを目指している。
看板商品「THE珀山モンブラン」 雪のように白く、とろける食感
代表作の「THE珀山モンブラン」は、ブランドを象徴するシグネチャースイーツ。フランス語で“白い山”を意味するモンブランの名にふさわしく、雪山のように純白で、スプーンを入れると崩れるほど柔らかい口どけが特徴だ。和栗ソースをたっぷり閉じ込めたホワイトマロンクリームと、芳醇なラム酒香る洋栗のクリームを重ねた二層仕立て。中央には渋皮栗を丸ごと1粒忍ばせ、土台には軽やかなメレンゲを敷き、仕上げに生クリームで雪化粧を施している。まるで“飲めるモンブラン”のようなとろける食感が話題を呼んでいる。価格は2個入1,890円(税込)。販売は1日2回(10時・17時)のみで、数量限定のため毎回開店直後から行列ができる人気ぶりだ。
“生食感”を実現した新感覚スイーツも登場
もうひとつの注目商品「THEモンブランケーキ」は、焼き菓子でありながら“生食感”を楽しめる逸品。和栗を贅沢に使用したマロンクリームを厚く絞り、中にはラム酒が香るミルキークリームと刻んだマロングラッセを閉じ込めた。外は香ばしく中はとろける、これまでにないモンブラン体験を実現した。価格は4個入1,209円、8個入2,376円、12個入3,564円(いずれも税込)。
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「モンブランサンド」は、和栗クリームとミルクホイップを交互に重ね、バターの香り豊かなサブレでサンド。サブレにはブランドシンボルの山の焼印が押され、ひと口かじると口いっぱいにモンブランの香りが広がる。価格は8個入1,382円、16個入2,764円(税込)。














































