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天気予報》この秋最強の北東季節風が到来！気温急降下・雨の一週間に 最低気温はついに10度台突入 全台湾の降雨エリアを一目でチェック 気象専門家の呉徳榮氏によると、東北季節風が本日（31日）南下し、北部および東部では一時的に局地的なにわか雨の可能性があるという。（資料写真／柯承惠撮影）
台湾は今週、今秋最も強い北東季節風（モンスーン）の影響を受ける見込みだ。気象専門家の呉徳榮氏は10月31日（水）の最新予報で、北東季節風が南下し、北部および東部では局地的な短時間の雨が発生する可能性があると述べた。週末にかけて北台湾はやや涼しくなり、最低気温は19度前後まで下がる見通し。さらに11月3日〜4日には水蒸気量が増加し、北部と東部で降雨範囲が広がるという。
入秋後最強の北東季節風 11月上旬は冷え込み強まる見込み 中央大学大気科学系の兼任副教授である呉徳榮氏は、気象応用推進基金会のコラム「洩天機教室」で、最新のヨーロッパ中期予報センター（ECMWF）モデルおよびそのAIモデルの11月5日20時のシミュレーション結果を紹介した。 それによると、11月に入った現在も西北太平洋上では熱帯系の発達が見られる。ECMWFモデルではフィリピン東方の海上に位置する一方、AIモデルではすでに南シナ海に進んでおり、両者に大きな差があるため、今後も動向を注意深く観察する必要があると指摘した。
北部・東部は局地的な雨 中南部は晴れ時々曇り 呉氏は、最新の欧州モデルによる解析では、31日に北東季節風が南下するものの、冷気の強さは限定的で気温の低下は大きくないと説明。北部は涼しくなるが、中南部では日中は暑く朝晩はやや涼しいとのことだ。水蒸気量が少ないため、北部および東部では局地的な短時間の雨がある程度で、中南部はおおむね晴れ時々曇りになる見込みである。と予想される。
11月前半は北東季節風が続く 週末は湿涼な天気に 呉氏によると、11月1日〜4日は北東季節風の影響が続く。週末の2日・3日は水蒸気がまだ少なく、北海岸や宜蘭、花蓮では局地的な短時間の雨があるものの、その他の地域は概ね晴れ時々曇り。冷気は依然として強くなく、北台湾ではやや涼しく最低気温は19度前後に達する可能性がある。中南部では昼間は暑く、朝晩は涼しい日が続く見通し 。
次の北東季節風は11月5日頃 北東部の 雨域拡大へ さらに呉氏は、11月3日〜4日にかけて水蒸気が増加し、北部および東部の降雨範囲がやや拡大、雨脚も強まると説明した。北台湾は一日を通して湿って涼しい天気になる見込み。続いて11月5日〜6日には新たな北東季節風が到来し、再び冷気の影響を受けるものの、今回も冷え込みは比較的穏やかだという。
中央気象署によると、週末の北部や宜蘭では一日を通して涼しく、早朝には気温が19〜20度まで下がる見込み。（写真／中央気象署フェイスブックより）
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