三井オーシャンクルーズが運航するクルーズ船「三井オーシャンフジ」は、2025年秋冬の連休にあわせて3〜4日間の短期クルーズを実施する。限られた休日でも上質な船旅と寄港地での特別な体験を組み合わせ、短期間で味わう“ミニラグジュアリー”を提案する内容となっている。
2025年11月は、秋の行楽シーズンに加えて3連休が2回ある特別な月。旅行需要が高まるこの時期、注目されているのが「短期旅行」と「リッチ体験」を融合させた新しい旅のスタイルだ。Trip.comの調査によると、2025年のトラベルトレンドの一つに「短期旅行×リッチ体験」が挙げられており、短い日数でも贅沢な非日常を味わいたいというニーズが急増している。特に、洗練されたグルメ体験を取り入れた“ミニラグジュアリーパッケージ”は注目を集め、旅行市場の新たな牽引役となっている。
三井オーシャンクルーズでは、従来から人気の高い「にっぽん丸」の「フライ&クルーズ」プランに加え、2024年12月に就航した新造船「三井オーシャンフジ」でも短期旅程を展開。飛行機で現地に移動し、そこから乗船して楽しむスタイルは「限られた休暇でも非日常を満喫できる」と好評を博している。今回の秋冬シーズンには、博多や那覇を発着地とした3〜4日間のクルーズが設定されており、上質な船内滞在とプレミアムな寄港地観光を組み合わせた旅が楽しめる。
2025年秋冬の短期クルーズは以下の通り。
・11月1日(土)~11月4日(火)【4日間】那覇/済州島/博多クルーズ
・11月9日(日)~11月11日(火)【3日間】博多発着 済州島クルーズ
・11月15日(土)~11月18日(火)【4日間】博多発着 松山・釜山クルーズ
秋の行楽シーズンにぴったりの11月、非日常を短期間で満喫できる「ミニラグジュアリークルーズ」は、忙しい現代人に向けた新たな旅の選択肢となりそうだ。詳細は公式サイトで確認できる。
三井オーシャンクルーズ、「三井オーシャンフジ」2026年7月〜12月出発の新クルーズ全27本を発表
商船三井クルーズ株式会社(代表取締役 社長執行役員:向井恒道、本社:東京都千代田区)が運営するクルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES(以下、三井オーシャンクルーズ)」は、同ブランドのクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」において、2026年7月から12月出発分の新クルーズ全27本を発表した。
2026年後半の旅程では、夏祭りや花火観賞など季節の風物詩を楽しめる航路に加え、「にっぽん丸」で好評を博した人気テーマを継承する夏クルーズや、世界遺産を巡るクルーズも登場。中長期の航海が難しい旅行者でも利用しやすいよう、博多発着で2〜4泊程度の短期クルーズを複数設定する。また、首都圏在住の乗客にも対応し、飛行機とクルーズを組み合わせた「フライ&クルーズ」形式で、気軽に船旅を楽しめるスタイルを提案している。
さらに、全国各地からの参加を促すため、複数の航路では途中乗下船が可能な「区間クルーズ」も設定。船内では、発着地や寄港地にちなんだ食材を使った特別メニューが提供されるほか、寄港地ではクルーズ料金に含まれる観光ツアーも数多く用意されており、各地の自然や食文化を存分に体験できる。
なお、「にっぽん丸」の引退(2026年5月)後、同年後半に予定されている新船「MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)」のデビューまでの期間も、「三井オーシャンフジ」は多様な旅程と上質な船内体験を通じて、乗客一人ひとりのライフスタイルに寄り添うクルーズ体験を提供していく。
編集:梅木奈実 (関連記事: 新クルーズ船「三井オーシャンサクラ」 2026年後半に就航へ | 関連記事をもっと読む )
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