ハイコンセプトな「DRIFTWOOD BAR & GRILL」へ進化
フェアモント東京は、国内外で豊かな経験と実績を誇る齋藤秀幸氏がバーディレクターに就任したことを発表した。就任に伴い、ホテル最上階(43階)に位置する「DRIFTWOOD(ドリフトウッド)」内の3つのバー「DRIFTWOOD BAR」「OFF RECORD」「Yoi to Yoi」のカクテルメニューが全面的に刷新され、それぞれの個性を際立たせた唯一無二の体験を提供する新たなプログラムへと生まれ変わった。
最上階に広がるこのエリアは、照明・音響・サウンドデザインが織りなす空間演出とともに、流木を意味する「ドリフトウッド」の名の通り、気分やシーンに合わせて自由に辿り着く流動的で躍動感のあるハイコンセプトな空間へ進化した。さらにレストランでは、西洋の技法に日本の美意識を融合させた炭火グリルメニューを展開し、「DRIFTWOOD GRILL」としてバー体験と調和する食の魅力を高めている。
「DRIFTWOOD BAR & GRILL」は、東京タワーと都心のスカイラインを一望できる特別なロケーションに広がり、温かみのある照明とDJによる洗練されたサウンドが漂う社交場として特徴づけられる。シグネチャーカクテルには、「KYOTO PEPPER-TINI」「ASPRO DAIQUIRI」「NAKED MARTINI」「VIETNAMESE RED TEA SODA」など、世界各地のインスピレーションと日本の素材を掛け合わせた一杯がそろう。
一方、「OFF RECORD」は、扉を開けた瞬間に広がる音楽とアートが息づくレコードバーで、高音質音響による極上の音空間が演出される。選び抜かれたレコードと深みあるDJプレイに、現代アートから発想を得たオリジナルカクテルが寄り添い、非日常へと誘う。シグネチャーカクテルとして「Gran Espresso Martini」「Peared Mai Tai」などが用意される。
「Yoi to Yoi」は、バーテンダーとの対話から生まれる創造的なカクテル体験の提供を特徴とするバーテンダーズラボで、カクテルコースやペアリング、マスタークラスなどこだわりつくされた体験を提供する。ホテルのバープログラムの中枢となる同スペースは、より高度な創作性を追求する場として位置づけられ、2026年1月から本格稼働を予定している。
今回就任した齋藤秀幸氏は、ロンドン、ニューヨーク、東南アジアなど海外5カ国でキャリアを重ね、世界大会でトップ8入りした実績を持つ。帰国後はラグジュアリーホテルの立ち上げに携わり、「The World’s 50 Best Bars」で世界トップ3に選ばれたカクテルメニューを手掛けた経歴を持つ。現在はフェアモント東京にて館内すべてのバーを統括し、洗練された一杯と心地よい空間を通して、記憶に刻まれる体験を創造している。
フェアモント東京では、「DRIFTWOOD BAR & GRILL」「OFF RECORD」「Yoi to Yoi」の各店舗で、カクテル、フード、音楽体験が一体となる新たなバー文化を発信していくとしており、都心の高みで漂うようなリズムと発見、そして繋がりを紡ぐ時間を提供する。
編集:小田 菜々香 (関連記事: フェアモント東京、初のクリスマスシーズンを彩る | 関連記事をもっと読む )
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