台湾ドルが異例の急騰!取引開始15分で29元台突入、アジア最強通貨に躍進

新台湾ドルの史詩的な上昇はまだ終わらず、5日の取引開始直後から猛烈な上昇を再び見せ、上昇幅は1元以上に拡大し、一時29元に達した。(資料写真、林彦呈撮影)

新台湾ドルの歴史的な急騰はなお続いている。2日に1日で3.07%もの急騰を記録した後、3日の取引開始でも猛烈な上昇を示し、30.91元で寄り付いた後、わずか15分間で1元以上の上昇を見せ、ついに29元台をつけた。米国の為替報告公表前に市場の新台湾ドル高期待が膨らみ、さらに海外資金流入や輸出業者によるパニック的なドル売りが加わったことで、新台湾ドルの上昇は勢いを増した。2日の取引中の上昇幅は1.247元に達し、中央銀行が2002年に統計を開始して以来、最大の取引中上昇幅を記録した。終値は1米ドル=31.064元で、9.53角の大幅上昇となり、1日で3.07%の上昇率を記録。これは2002年以降で最大の1日上昇率であり、同日のアジア市場で最強の通貨となった。

3日も市場の熱気は冷めやらず、新台湾ドルは対米ドルで寄り付き後も上昇を続け、30元の大台を突破。寄り付き後15分間で1元超の上昇を記録し、最高で29.925元に達した。 (関連記事: 台湾ドル急騰で市場パニック寸前?中央銀行の介入時期に注目集まる 関連記事をもっと読む

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編集:梅木奈実

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