台北市の仁愛ロータリーは大安区の有名なランドマークで、仁愛路と敦化南路の交差点に位置している。周辺には多くの高層ビルが立ち並び、若者に人気の東区商圈も近くにあり、ピーク時には多くの人々が買い物に訪れる。
近頃、あるネットユーザーがFacebookグループ「台北老照片(台北の古写真)」で1960年代の仁愛ロータリーの写真を共有し話題に!この写真からは、ロータリーが目立つランドマークである一方で、信号機や建物がない広々とした光景が見える。遠方には山々が連なり、現在のような高層ビル群の景観もないのだ。
投稿が公開されると、多くのネットユーザーが当時を振り返るコメントを寄せた。「美しい。昔のロータリーがこんなに綺麗だったとは想像できない。今はロータリーの周りが建物だらけ」「中央の前は国父紀念館、当時は安和路はなかった!」「バイク通行禁止になる前で、内側を走れた」」「若い頃、ロータリー脇のビル(沾美レストラン)4階の鍾亞貿易で働いていた」「信号機がなく、最も標準的で美しいロータリーの時期」などの声が寄せられた。
また、「この写真は私より古い」「むしろ未来的な感覚」「当時は美しく、今は醜い」「SF映画のようなシーンに見える」「広々として、清潔で快適な感じ。今は繁栄しているが、比べると大きな違い。台北市民にもかつてはゆったりとした環境があったのだ」「今は都市のジャングルになってしまった」といったコメントも見られた。
編集:佐野華美 (関連記事: 日台の架け橋目指す『Machiのストーリー』 コロナ禍で観光ガイドの夢を変更 | 関連記事をもっと読む )
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