U-18アジア選手権で台湾代表のエースを務めた陳睦衡の入団記者会見が台北で開かれ、岸田護一軍監督と福良淳GM兼編成部長が同席。球団の期待の高さを示した。
陳睦衡は、米日両国からオファーがある中で日本を選んだ理由として、オリックスの科学的なトレーニングと投手育成の実績を挙げた。すでに2週間の秋季キャンプに参加しており、現在は台湾で週2回の日本語レッスンを受けながらウエイトトレーニングを継続。来年1月の新人合同自主トレーニングから本格的な活動を開始する予定だ。
身長181センチの右腕は、最短2年、目標3年以内での支配下登録を目指す。初年度は実力を蓄えることに専念し、「歩けるようになってから走り、そして飛べるようになる」と段階的な成長を誓った。
投手出身の岸田新監督は、陳の直球の威力を2020年ドラフト1位の山下舜平大に例えた。陳は秋季キャンプで山下と接する機会があり、大谷翔平を彷彿とさせる体格の持ち主だと感銘を受けたという。
西武ライオンズに林冠臣外野手
また、西武ライオンズは新入団選手発表会を所沢市内で開催。14人の新人の中で、身長195センチの台湾出身・林冠臣外野手が注目を集めた。林は開幕スタメンと将来的な本塁打王獲得を目標に掲げている。林は中学時代、シアトルでの野球キャンプでヤンキースのジャッジ選手の打撃を目の当たりにし、強い影響を受けたという。台湾代表入りと世界一も将来の目標として挙げている。
編集:佐野華美
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