小柴卓人社長「死ぬまで続ける」　US ROCK BLAST 2025 六本木で開催

ライブイベント「US ROCK BLAST 2025」が9月2日、東京・六本木のロックバー「六本木バウハウス」で開催された。主催したアーバンシステム株式会社の社長小柴卓人は《風傳媒》の独占インタビューに応じ、イベント誕生の経緯や出演者への思い、今後の展望、さらに台湾へのメッセージを語った。

この日開催された「US ROCK BLAST 2025」は、開場18時、開演19時のスケジュールで実施。会場には音楽ファンが集まり、懐かしのポップスから迫力あるロックまで幅広い世代が楽しめるプログラムが披露され、恒例行事として賑わいを見せた。

小柴社長は「このライブは、ちょうどうちが会社をつくった時に、いかに会社をお客さんにアピールしようかというのが初めだったんですよ」と振り返る。「うちの会社は幹部がみんな元々バンドマンで、僕も日本の80年代のロックバンドでドラムをやっていました。専務はアメリカでボーカルをやっていましたし、ミュージシャン仲間で会社を始めたんです」と語り、創業当時から音楽と密接に結びついてきた背景を明かした。

また「どうやって宣伝しようかと考えた時に、コンサートでお客さんを集めて会社を知ってもらおうと始めました。最初は僕らのバンドがバック演奏をして、お客さんにロックを歌ってもらったんですよ」と話し、30年前から続く伝統の原点を説明した。

出演者の選定については「みんな仕事関係の仲間なんです。サラリーマンであったり、社長であったり、私の仕事の関係の人たちが組んでいるバンドに出てもらいました」と紹介。「僕は一番最後、トップトレインで出演します」と自らのバンド出演についても言及した。

さらに「若い社員のバンドも知ってもらいたいし、お世話になった先輩のバンドも出てもらっています。さらに中国・青島から日本人バンドにもネット配信で出演してもらいます。彼らは現地で有名になっていて中国人のファンも多い。僕自身も以前ドラムで一緒に演奏したことがあり、友情で参加してくれるんです」と述べた。加えて「お客さんのリーダー的存在や、本格的なハードロックを聴かせる『マッドシェイク』のような上手いバンドも加わっています。僕らは自分たちの若い頃の曲ばかりを演奏します」と強調した。

イベントを通じての思いについては「このバンドのメンバーに仕事がきついと感じている人はいないんです。みんな仕事を楽しんでいて、適当にやる人も多い。普段は一生懸命働いているけど、この時期は楽しもうという自然な集まりです」と笑顔を見せた。「普段はカラオケぐらいしか人前で歌わないけれど、こうして演奏してみませんかという場なんです」と語った。 （関連記事： フジロック2025、来場者12万人超、大盛況のうちに閉幕　来年は2026年7月24～26日に開催決定 ｜ 関連記事をもっと読む ）

練習については「2回だけです。みんな上手いから練習はもういらない」と述べ、メンバーの音楽経験をうかがわせた。来年以降についても「このイベントは死ぬまで毎年やります。夏が一番いいし、毎年9月の第1火曜日にやろうと思っています。不動産の仕事をしていて水曜日が休みなので、火曜の夜に開催しているんです」と明言した。

最後に台湾へのメッセージを問われると「僕は台北の大学生の番組に出演したことがあって、ノリが良かったですね。日本のロックは古いけど、台湾のロックは新しいものが多くて、もっと世界に出ていってほしい。台湾の周杰倫(ジェイ・チョウ）は好きですよ。高校の頃から聴いていました。蔡依林(ジョリン・ツァイ)もいい曲が多いですよね」と答えた。

「台湾の若い人ももっと世界に出てほしい」と繰り返し強調した小柴社長は、フジロックに台湾のバンドが出演していることにも触れ、日台双方の音楽交流に期待を寄せた。最後には「台北ドームで演奏してみたい」と笑顔を見せ、インタビューを締めくくった。

創設から30年続く音楽イベント「US ROCK BLAST 2025」が9月2日、東京・六本木のロックバー「六本木バウハウス」で開催された。主催したアーバンシステム株式会社（Urban System Co., Ltd.）の小柴卓人社長は《風傳媒》のインタビューに応じ、イベント誕生の経緯や出演者への思い、今後の展望、さらに台湾へのメッセージを語った。

イベントは18時開場、19時開演。会場には多くの音楽ファンが集まり、懐かしのポップスから迫力あるハードロックまで、幅広い世代が楽しめるプログラムで盛り上がった。

小柴社長は「このライブは、会社をつくった時にどうやってお客さんにアピールしようかと考えたのが始まりなんですよ。うちの会社は幹部がみんな元々バンドマンで、僕も80年代の日本のロックバンドでドラムをやっていました。専務はアメリカでボーカルをしていましたし、ミュージシャン仲間で会社を始めたんです」と振り返った。さらに「最初は僕らのバンドがバック演奏をして、お客さんにロックを歌ってもらったんですよ」と、イベントの原点を説明した。

出演者については「みんな仕事関係の仲間なんです。サラリーマンや社長で、僕の仕事関係の人たちが組んでいるバンドに出演してもらいました。僕は最後に『POP TRAIN 2025』で出ます」と述べた。加えて「若い社員のバンドや、お世話になった先輩のバンドも出演しますし、中国・青島からは日本人バンド『暖簾パンチ』がネット中継で登場します。彼らは現地で人気があり、僕も以前ドラムで一緒に演奏したことがあります。友情出演ですね」と紹介。「本格的なハードロックを聴かせる『MADSHAKE』など、上手いバンドも加わっています。僕らは自分たちの若い頃の曲ばかりをやります」と強調した。

「このバンドのメンバーに仕事がきついと思っている人はいないんです。みんな仕事を楽しんでいて、適当にやる人も多い。普段は一生懸命働いていますが、この時期は楽しもうという自然な集まりです」と語り、「普段はカラオケくらいしか人前で歌わないけれど、こうして演奏してみませんかという場なんです」とメッセージを込めた。

練習については「2回だけです。みんな上手いから練習はいらない」と明かし、音楽経験の豊富さを示した。さらに「このイベントは死ぬまで毎年やります。夏が一番いいし、毎年9月の第1火曜日にやろうと思っています。不動産の仕事をしていて水曜日が休みなので、火曜の夜に開催しているんです」と来年以降も継続する意志を語った。

最後に台湾について、「台北の大学生の番組に出たことがありますが、とてもノリが良かった。日本のロックは古いけど、台湾のロックは新しいものが多く、もっと世界に出てほしい。周杰倫(ジェイ・チョウ）も好きですし、蔡依林(ジョリン・ツァイ)もいい曲が多い」と述べた。さらに「台湾の若い人ももっと世界に出てほしい」と強調し、フジロックに台湾バンドが出演していることにも触れながら、日台音楽交流への期待を語った。最後には「台北ドームで演奏してみたい」と笑顔を見せ、インタビューを締めくくった。

編集：柄澤南 （関連記事： フジロック2025、来場者12万人超、大盛況のうちに閉幕　来年は2026年7月24～26日に開催決定 ｜ 関連記事をもっと読む ）

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