ハリー・ポッターファン必見！東京「バック・トゥ・ホグワーツ」特別イベント開催　記念ラッピングトレインも運行開始

世界中で愛される映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの制作舞台裏を体験できる「ワーナーブラザース スタジオツアー東京―メイキング・オブ・ハリー・ポッター」（練馬区）は、9月1日（日）、西武鉄道株式会社の協力のもと、池袋駅にてワーナーブラザース スタジオツアー東京「バック・トゥ・ホグワーツ」特別イベントを開催した。あわせて、映画の世界観を車内に表現した記念ラッピングトレインの運行も始まった。そんな特別な記念日である9月1日、​西武鉄道池袋駅に50名のハリー・ポッターファンが集結。​

毎年9月1日は、物語の中でホグワーツ特急がロンドンのキングス・クロス駅を出発し、新学期が始まる日として知られる。今年は抽選で選ばれた50名のファンが池袋駅に集まり、ホグワーツ特急の発車時刻に合わせてカウントダウンを行い、新学期の幕開けを祝った。

西武池袋駅で新学期を祝う特別イベント

ホームには、作中でハリーたちが9と3/4番線へ向かう際に使った荷物カートが設置され、参加者は映画のワンシーンさながらに記念撮影を楽しんだ。午前10時46分には、この日が初披露となる記念ラッピングトレインが入線。歓声が上がる中、会場は大きな盛り上がりを見せた。午前10時59分からカウントダウンが始まり、11時を迎えると「バック・トゥ・ホグワーツ！」の掛け声が響き渡り、参加者たちは特別列車に乗り込み、豊島園駅へと出発した。

現場を取材した風伝媒記者が見たのは、多彩な装いで集まった熱気あふれるファンの姿だ。ホグワーツの制服を着た学生風の参加者や、白い長いひげを携えたダンブルドアの衣装、さらには魔法生物のぬいぐるみや杖を手にしたファンまで、思い思いのスタイルで魔法界の新学期を祝う光景が広がっていた。会場は、まるで映画から飛び出したような幻想的な雰囲気に包まれた。

豊島園駅は2023年のスタジオツアー東京開業にあわせて「ホグズミード駅」をイメージしてリニューアルされており、駅に降り立った瞬間から魔法界の雰囲気を体感できる。到着後はフードホールで限定メニュー「バック・トゥ・ホグワーツプレート」やパンプキンジュースで乾杯し、映画の世界を再現した食体験を楽しんだ。その後はスタジオツアーで映画制作の舞台裏を体験し、特別な一日を締めくくった。 （関連記事： 「ハリー・ポッター ショップ 原宿」開幕記念イベントにトム・フェルトン＆松島聡が登場　“マルフォイ愛”で特別な乾杯 ｜ 関連記事をもっと読む ）

今回のイベントに合わせて発売された特別チケット（12,000円・税込）は、スタジオツアー入場券、池袋駅イベント参加、池袋〜豊島園駅の貸切列車乗車、限定ランチとプチギフトがセットになった内容で、8月12日の発売開始直後に即日完売する人気ぶりを見せた。

また、この日から運行を開始した「バック・トゥ・ホグワーツ」記念ラッピングトレインは、20058編成（1編成）が池袋線・西武秩父線・狭山線・豊島線で走行。ホグワーツの四寮カラーで彩られた車内には、映画の名場面にちなんだメッセージが散りばめられ、9月29日（月）までの期間限定で運行予定だ。

スタジオツアー東京館内でも午前11時にあわせたカウントダウンや限定フード、グッズコレクションが展開され、“ほうきエクスペリエンス” では「ホグワーツ特急の上空を飛行する特別画像」を追加プレゼントする特別演出（9月30日まで）も実施されている。

さらに、現在は映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開20周年を記念した特別企画「炎のゴブレット」も好評開催中だ。三大魔法学校対抗試合のゴブレット演出をはじめ、トム・リドルの墓、監督生の浴室の蛇口、水中シーンで実際に使用されたロンのダミー人形、登場人物の衣装など、映画の世界を象徴する数々のアイテムが展示され、11月3日（月・祝）まで楽しむことができる。

参加者からは「昨年もカウントダウンに参加し、今年は貸切列車に魅力を感じて即応募した」「子どもと一緒に魔法界を体験できて感動した」「有給を取って来た甲斐があった。池袋駅からスタジオツアー東京まで世界観が再現されていて最高だった」との声が寄せられ、幅広い世代のファンが笑顔で魔法の一日を楽しんだ。

今回の「ワーナーブラザース スタジオツアー東京『バック・トゥ・ホグワーツ』特別イベント」は、開業以来初の試みとして多くのファンを魔法の世界へと誘い、記念列車の運行開始とともに大きな反響を呼んだ。

編集：梅木奈実 （関連記事： 「ハリー・ポッター ショップ 原宿」開幕記念イベントにトム・フェルトン＆松島聡が登場　“マルフォイ愛”で特別な乾杯 ｜ 関連記事をもっと読む ）

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