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「中国人が日本から消える?」SNSに投稿相次ぐ「街はいつも通り」 中国、対日渡航50万枚キャンセルの裏側 高市早苗首相による「台湾有事」発言に中国が反発し、日本行きの航空券は約50万枚がキャンセルされる事態となった。一方で、「実生活には影響がない」とする中国ネットユーザーの声も上がっている。(イメージ図/pixabayより)
高市早苗首相が「台湾有事」発言を行ったことに対し、中国当局が強く反発した。中国政府は自国民に対し日本への渡航自粛を呼びかけたほか、軍事演習の実施、日本産水産物の輸入停止など、さまざまな措置で日本政府に対抗している。 しかし中国のSNS上では、日本に入国したという投稿も 見られ、 「政府は日本旅行を禁止しているが、実際の生活には大きな影響がない」とする声も上がっている。
中国、50万枚の日本行き航空券をキャンセル 中国政府が14日から国民に対し「日本への渡航を控えるように」と呼びかけたことで、日本行きの団体旅行や航空券のキャンセルが相次いだ。日本便の航空券はすでに約50万枚がキャンセルされたとされ、中国の今回の大規模な対日ボイコットによって、日本の観光収入は最大で1兆7,900億円失われる可能性がある。
日本で中国人を見かけなくなる?現地の「意外なリアル」は── 実際に中国のSNS「小紅書(RED)」で「日本」「日本入境(日本入国)」などのキーワードを検索すると、中国や香港の利用者が日本へ入国したという投稿がまだ多く見られる。また、日本で生活している中国人ユーザーも「生活は全く普段通り」と報告している。 投稿では次のような声が並ぶ。 「明らかに飛行機に空席が多い。乗客は減ったけれど、入国はスムーズ」 「航空便さえ飛んでいれば行ける。行けないぶんの需要が溜まって、来年の五一や国慶節にまた大爆発するのでは」 「今の日本は何でも安い。航空券もめちゃくちゃ安い」 「日本はとても正常。外国人観光客も多いし、街も普通」 「親戚に『日本で気をつけて』と言われるけれど、周りは普通に学校、職場、バイトに行っていて何の変化もない」 「庶民同士には何の問題もない。みんな生活しなきゃいけないし」 「この前日本に行ったときも投稿したけど、本当に『何も起きてない』よ」
一方で、反発する中国ネット民の声も続出 日本旅行を楽しむ投稿が並ぶ一方、コメント欄には中国国内からの批判もあふれている。「本当に戦争が始まれば、こうして日本で遊んでいる人たちは帰れなくなる」「国家の号令に応じて、日本行きを控えるべきだ」「南京の写真館で涙を流しながら、映画が終わると日本行きの飛行機で金を落としに行くのか」「行くなと言われるほど行く人がいる。いざ戦争になれば足止めされるだけだ」「そのときになって大使館に泣きついて『私は中国人だ』と言うのだろう」「理解できない。本当に中国人なのか?」「今は『冗談や話題作り』をする時じゃない。祖国と共に立てるかが問われている」
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海外メディアが「習近平氏が最も恐れること」を指摘、日中関係の緊張が高まる 高市早苗首相と中国の習近平国家主席は、韓国で行われたAPECの場外で「安定した協力」を示すシグナルを出したばかりだった。しかし、両国関係はわずか数日で再び急速に悪化した。イタリア紙『コリエーレ・デラ・セラ』の報道によれば、火種となったのは、高市氏が「台湾海峡情勢」について相次いで強硬な発言をしたことだ。これに対し中国が猛反発し、複数の外交官や専門家は「日中関......
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