映画『ピアス 刺心』予告映像&場面写真が解禁 冨永愛と奥平大兼が「痛み」と「衝突」を描く心理スリラー

映画『ピアス 刺心』の予告映像と場面写真が解禁された。(写真/© Potocol_Flash Forward Entertainment_Harine Films_Elysiüm Cin 提供)
映画『ピアス 刺心』の予告映像と場面写真が解禁された。(写真/© Potocol_Flash Forward Entertainment_Harine Films_Elysiüm Cin 提供)

12月5日より全国公開される映画『ピアス 刺心』の予告映像とシーン写真が公開され、W主演を務める冨永愛と奥平大兼からコメントが寄せられた。本作は、ネリシア・ロウ監督が手がけるオリジナルの心理スリラーで、フェンシング競技を通じて、人間の心の奥底に潜む「傷」と「渇望」に迫る作品として注目を集めている。

物語の舞台となるのは、極限状態に置かれた若きフェンサーと、その世界を支配するカリスマ的存在との関係性だ。鋭利な剣先と心の傷が交錯する映像は、公開された予告編でも緊張感と心理的圧迫を伴って描かれている。今回の解禁に合わせて公開された場面写真では、冷徹な視線を放つ冨永と、揺れ動く感情を抱えながらフェンスに向き合う奥平の姿が対照的に切り取られている。

主演の冨永は、「この作品で演じたキャラクターは、美しさと恐ろしさが紙一重で存在する人間。観客の心に深くピアスのように刺さることを願っている」と語った。奥平も「痛みを抱えながら突き進む彼の叫びに向き合う過程は、自分自身の心と向き合う時間でもあった」と振り返り、作品への没入度の高さを明かしている。

監督を務めるネリシア・ロウは、「フェンシングの突きは肉体への衝撃であり、心への問いかけでもある」とコメントし、タイトル『刺心』に込めたテーマについて言及した。公開に先立ち、11月8日・9日には「タレンツ・トーキョー・プレイベント」にて先行上映が行われる予定となっている。

映画『ピアス 刺心』は、フェンシングの世界を題材に、人の心の奥に潜む「痛み」を視覚的かつ心理的に突き刺すスリラーとして期待が高まっている。

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