賴総統が2025年の3大新政策発表! 草の根支持者から批判殺到「来年の納税はExcel payで可能?」

2024年の大晦日、賴清德総統がフェイスブックで国民に新年の挨拶を投稿し、併せて2025年に施行される3大新政策を発表している。(撮影:劉偉宏)

2024年の最終日、賴清德総統はフェイスブックで国民に新年の挨拶を投稿し、併せて2025年に施行される3大新政策を発表。しかし、賴清德の投稿へのコメント欄は「大きく脱線」、辛口なコメントが相次いだ。

賴清德は投稿でこのように:今年の最終日に、2025年の新制度の施行を一緒に見てみましょう!この一年間、それぞれの立場で努力を尽くしてくれた国民の皆様に感謝する。皆様の絶え間ない努力のおかげで、私たちは多くの課題を乗り越え、台湾は国際的にさらに認められるようになった。

3大新政策の項目は:賃上げ、最低賃金を28,590元に引き上げ、時給を183元から190元に増額し、軍人・公務員・教職員も3%昇給する。生活支援として、非課税基礎生活費を8000元増の21万元とし、免税額・標準控除額・特別控除額も引き上げる。また、家賃補助の対象世帯も50万世帯から75万世帯に拡大。国民保護として、「条件付きオンラインパスポート申請・更新」サービスを正式に開始し、自動出入国審査の利用対象も緩和する。同時にがん検診補助を拡大し、文化通貨を13歳まで拡大、青年百億海外支援基金計画で若者たちをケアする。

しかし、賴清德が発表した2025年の3大新政策へのコメント欄には草の根支持者からの批判が殺到。多くの人が台北地検による民眾党主席柯文哲の京華城案捜査に不満を示し、「司法による迫害、賴皇万歳」「白色テロは過去の話だけど、緑色テロは今まさに経験している」などとコメントで批判している。また、賃上げの話題に対して「台北地検は上訴に疲れている、陛下は地検に特別昇給を」と皮肉る声や、「どれほど柯文哲を恐れているのか?」と質問する声も出ている。

実は、これは草の根支持者が賴清德の投稿を批判するのは初めてではない。賴清德が昨日(30日)に旧正月の正副総統春聯と紅包(お年玉袋)の配布情報を宣伝した際も、コメント欄での批判はさらに多く、怒りのリアクションは4400を超える記録的な数となっている。ネットユーザーは「春聯を門に貼れば、戒厳令の時に連行されないのか?」「電子版はありますか?Excel Payで使いたい」と皮肉っている。

コメント欄には柯文哲を応援する草の根支持者も多く集まり、「台北地検が二度目の上訴?!!!!本当にめちゃくちゃだ、私は怒り死にそう」と直接的に述べ、さらに賴清德に対して「総統府に隠れているだけでなく~こんなことをして国民が分からないと思っているのか?」と怒りを爆発さた。

台湾ニュースをもっと深く:風傳媒日本語版Xをフォロー👉 @stormmedia_

タグで探すおすすめ記事