新北市の女性が22日、土城区延平街・延和路交差点で歩行者用信号が残り2秒となった際に小走りで横断を始めたところ、赤信号で停車していた警察官に止められ、「歩行者の標識・信号無視」の規定により切符を切られた。車載カメラの映像を公開したネットユーザーは「残り2秒の青信号で走ってはいけないのか?」と疑問を投げかけ、議論を呼んでいる。
点滅中の青信号残り2秒で横断!その場で切符を切られる
あるネットユーザーが24日、「爆料公社」に動画を投稿。動画では、ある女性が歩行者用信号の青信号が残り約2秒のタイミングで横断歩道に踏み出し、反対側に向かって歩き始めたところ、赤信号で停車していた警察官のバイクに止められ、その場で切符を切られている。
投稿者によると、警察官は女性に対し「みんな止まっているのに、あなただけが走っているのが見えた」と指摘し、「道路交通管理処罰条例」第78条1項1款「歩行者が標識・標示・信号の指示または警察官の指示に従わない」違反として、500台湾ドルの罰金を科した。しかし、投稿者は「残り2秒の青信号で走ってはいけないのか?そんな規定があるなんて知らなかった」と困惑。
投稿が公開されると、すぐに議論が沸き起がった:「2秒で渡り切れるの?必ず途中で皆に譲ってもらわないといけない?危険だし皆の時間も無駄にする、そんなに自分勝手でなければいけないの?」「2秒で渡り切れるなら私は意見しないけど、その2秒を超えたら全部信号無視。法律がどうあれ、信号無視を容認する義務は私たちにはない」「これが赤信号無視と何が違うの?車やバイクだって黄色信号では渡れない、同じ理屈でしょ!」
また別のネットユーザーは、「道路交通標識標示号誌設置規則」第207条の規定によると、歩行者専用信号の「歩行者マーク」が点滅表示している場合は「残りの青信号時間が少ないことを警告し、すでに道路に入っている者は速やかに通過するか、道路中央の交通島で停止すること。まだ道路に入っていない者は、踏み出してはならない」ことを示している、と指摘。
投稿者はその後、補足説明で、この女性は横断してから数秒後に信号が変わったのであり、意図的に信号無視をしたわけではないと述べた。「お金が余っている人はいない、警察官がいるのを知っていて無理に信号無視する人はいません!知らなかったのは、青信号が点滅している時に、まだ道路に入っていない者は踏み出してはいけないという規則です!多くの人がこの規則を知らないと思います!」
編集:佐野華美 (関連記事: 中国資本による日本の土地爆買い!重要施設周辺で「警報」 47都道府県で最多はどこ? | 関連記事をもっと読む )
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