台北地方検察署(北検)は26日、京華城案件と政治献金案件の2大事件で民衆党主席の柯文哲を正式に起訴し、28年6ヶ月の求刑を行った。台北地院は27日未明、柯文哲ら5名の保釈を認め出国を制限した
台北地方法院は、柯文哲を3000万元で保釈、威京集団会長の沈慶京を4000万元で、台北市議員の応曉薇を1500万元で、前台北市副市長の彭振聲を500万元で、当時柯文哲選対本部財務長だった李文宗を200万元に加えて800万元追加で保釈と決定した。この中で、保釈金額が最も少なかった彭振聲が最初に台北地院を出て、その後李文宗が続いた。
27日未明、柯文哲の保釈が決まった際、銀行の開店を待つと述べた民衆党団総招集人の黄国昌は今朝、柯文哲家が一時的に3000万元を用意できないことを明かし、多くの支持者が寄付を申し出た。その後正午近くになって、民衆党立法委員の張啓楷がようやく3000万元を集めたと発表。12時56分、柯文哲は民衆党議員の江和樹らの支えを受けながらゆっくりと姿を見せ、その過程で一度よろめいて転倒しそうになった。大勢のメディアに囲まれ、現場の支持者から声援を受けた柯文哲は、微笑みながら手を振るだけで、最後は車に乗り込んで立ち去り、発言はなかった。
編集:佐野華美 (関連記事: 頼清徳総統、陸軍特殊部隊を初訪問! 「涼山の山鬼」とは | 関連記事をもっと読む )
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