全米でUFOと不明ドローンの目撃相次ぐ、五角棟前高官が「米政府の事実隠蔽」を告発

2024年12月5日、米国ニュージャージー州レバノンタウン付近で目撃された無人機の光跡。(AP通信)

米FOXニュースの報道によると、ここ数週間、全米各地で正体不明のドローンの目撃情報が相次ぎ、数百万人が不安を感じている。議会証言や多数の通報により、全米各地でUFOの目撃が報告されており、元国防省高官は政府が「我々は宇宙で独りではないという事実を隠蔽している」と指摘している。

FOXニュースの報道によると、「全米UFO報告センター」(National UFO Reporting Center)には、全米各州からUFOの目撃通報が寄せられている。

軍事訓練を受けた観察者の一人は、今年10月にカリフォルニア州マウンテンセンターで一人でキャンプをしていた際、突然自然界の音が完全に消え、周辺一帯が明るくなったと報告している。

この観察者の証言によると、樹冠の高さに長さ約20~30フィートの明るい白色の楕円形の光が静止していたという。音も熱も発することなく、大型ヘリコプターのような外観だったとされる。

最近の目撃情報の中には、ドローンや謎の飛行物体に関するものも含まれており、必ずしもすべてがUFOというわけではないが、これらの事象は人々の関心を集め、連邦捜査局(FBI)の注目も集めており、空に他の未確認飛行物体が存在する可能性についての議論を巻き起こしている。

報道によると、米国防総省の「先進航空脅威特定プログラム」(Advanced Aviation Threat Identification Program)の元責任者ルイス・エリゾンド氏は先月、他の目撃者とともに議会で証言し、政府組織が「我々は宇宙で独りではないという事実を隠蔽している」と告発した。

エリゾンド氏は「私はアメリカ国民には真実に耐える力があると信じている。また、世界は真実を知るべきだと信じている」と述べ、声を上げることができない内部告発者を保護する法律の制定を議会に求めた。

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