台中の新光三越にて13日にガス爆発が発生し、現時点で4名が死亡、37名が軽重傷を負った。衛生福利部は、重大災害体制を発動するとともに、台中市社会局と連携し、人道的支援サービスの提供及び死傷者一人当たり1万台湾ドルの見舞金を支給すると発表した。
台中「新光三越ガス爆発4名死亡」重大災害体制を発動
台中新光三越百貨店でのガス爆発事故に関し、衛生福利部は夕刻に報道発表を行い、台中市政府衛生局に直ちに連絡を取り、衛生局が重大災害体制を発動したことを明らかにした。また、管轄下の救急責任病院に対して緊急対応体制の発動を通知し、同時に中区緊急医療対応センター(REMOC)と連携して医療資源の調整を積極的に行い、必要に応合わせて転院体制を発動するとしている。
社会福祉の面において、衛生福利部は、台中市政府社会局と連携を取り、社会局が人道的支援サービスを開始し、管轄下の家庭福祉サービスセンター主任を各救急責任病院に配置して負傷者及び死亡者の遺族に対する支援を行い、また区役所を通じて死傷者一人当たり台湾ドル1万元の見舞金を支給することとし、遺族の困難な時期の支援を行うとしている。
衛生福利部によると、頼清德総統及び卓榮泰行政院長も関心を示し、衛生福利部に対して台中市政府による死傷者支援への全面的な協力を指示したとのことで、負傷者と遺族の平安を願い、以降の救助活動が全て安全に進むことを願うとしている。
衛生福利部は、夕刻6時時点で、緊急医療サービス(EMS)及び病院からの報告による統計では、受診した負傷者は計33名で、台中の8つの病院に分散して収容されていると述べた。これらの病院には林新医院、台中栄民総医院、澄清医院中港分院、中国医薬大学付属医院、中山医学大学付属医院、梧棲童綜合医院、長安医院、台中慈済医院が含まれる。 (関連記事: 【緊急速報】台中新光三越でガス爆発!女性1名が心肺停止、男性1名が「顔面損壊」で死亡、目撃者「ガス臭があった」と証言 | 関連記事をもっと読む )
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編集:高畷祐子