民進党の林岱樺立法委員が事務員給与費の汚職疑惑!検察と調査局が自宅・事務所を捜索、取り調べへ

20250220-高雄地方検察署が20日、民進党の林岱樺立法委員の立法院オフィスを捜索(顔麟宇撮影)

高雄選出の民進党所属立法委員・林岱樺氏の事務員給与費に関する疑惑で、検察と調査局は20日未明、立法院、地元事務所、自宅など複数箇所の捜索を開始した。現在も捜索は継続中で、検察と調査局は極めて慎重な対応を取っている。情報によると、林氏は後ほど調査局に召喚され、取り調べを受ける予定である。

事務員給与費の汚職疑惑について、林氏の事務所は声明を発表し、「林氏は8期の立法委員在任中、常に法規を厳守し、関連費用は全て法令に則って処理してきた。現段階では司法の判断を尊重し、検察・調査局の捜査に協力する。真相が明らかになり、本人の潔白が証明されるのを静かに待つ」と述べた。

林氏は先日、2026年の高雄市長選への民進党候補としての出馬意欲を表明しており、党内の有力候補と目されていた。以前の世論調査では緑営(与党側)の潜在候補者の中で首位を記録していたが、今回の捜査により選挙への影響は避けられない見通しである。

編集:梅木奈實

台湾ニュースをもっと深く: 風傳媒日本語版Xをフォロー👉 @stormmedia_jp