お米好き必見!AKOMEYA食堂で楽しむ、冷やし茶漬けとごはんの“お友”たち

2025-06-22 11:58
AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。(写真/黃信維撮影)
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ライフスタイルショップ「AKOMEYA TOKYO」は6月18日、季節企画「夏飯」フェアの一環として特別イベント「ごはんの“お友”会」を実施した。テーマは「夏にさらっと美味しく食べられるごはん」。会場では、お米コンシェルジュと「お茶漬けマニア」として知られるライター・もちづきもちこさんが登壇し、冷やし茶漬けの魅力や夏のごはんの楽しみ方について語り合った。

AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した;“お茶漬けマニア”として知られる文筆家・もちづきもちこ氏。黃信維。
AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。“お茶漬けマニア”として知られる文筆家・もちづきもちこさん。(写真/黃信維撮影)

イベント冒頭では、AKOMEYAのコンシェルジュが「当店では約4,000点の商品を取り扱い、毎月テーマを変えてフェアを開催しています。ただ並べるだけでは伝わらない“作り手の想い”を、フェアを通じて届けたい」と企画の意義を説明。「夏バテしやすい季節だからこそ、ごはんとその“お供”に注目してほしい」と呼びかけた。

「夏飯」フェア連動イベント

もちづきさんは「夏こそお茶漬けの出番」と語り、その万能性に言及。「ごはんを一度洗ってぬめりと熱を取り、冷たい水やお茶をかければ、粒立ちよくサラサラと食べられる」と冷やし茶漬けのポイントを紹介した。薬味にはみょうがや大葉が好相性で、具材が濃い場合は水でも美味しく楽しめるという。

AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。黃信維。
AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。(写真/黃信維撮影)

さらに、夏におすすめの具材としてカワグリやサワラ、夏サバなど旬の魚介を挙げ、「季節の食材を取り入れることで、体も自然と季節の移ろいを感じる」と話した。最近取材で訪れた愛媛・高知では、水町で食べたカワグリのお茶漬けが特に印象に残ったという。「出汁をかけることで味に締まりが出て、素材の旨みがより引き立った」と振り返った。

当日、会場で提供されたのは宮城県産銀鮭を使ったお茶漬け。「赤と銀の色合いだけでも気分が上がる」と語るもちづきさんは、「脂の乗った銀鮭に、サクサク塩麹レモンカシューナッツを添えると、夏らしいさっぱり感が加わって完璧な味わいになる」とおすすめの「味変」も紹介した。

AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。黃信維。
AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。(写真/黃信維撮影)

使用されたお米は、愛媛県産「姫の里(ひめのさと)」。16年かけて開発されたこの品種は、冷温どちらでも美味しく、粒立ち・香り・甘みのバランスが優れているという。コンシェルジュは「お茶漬けに最適な米」と評価。AKOMEYAでは食感の違いを色枠で表現し、青=あっさり、赤=もっちり、黄=やわらかという分かりやすいパッケージで販売している。

AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。黃信維。
AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。(写真/黃信維撮影)

もちづきさんは「お茶漬けは塩分・ミネラル・エネルギーを効率よく摂取できる“完全食”」とした上で、「熱湯より70〜80度のお湯の方が粒感を損なわず食べやすい」とアドバイス。かつて1日16杯のお茶漬けを食べた経験もあると明かし、会場を驚かせた。

さらに「緑茶には淡白な具材、昆布だしには濃い味が合う」など、出汁と具材の組み合わせで無限のバリエーションが生まれることを強調した。 (関連記事: インタビュー》カナダ高級ホテルブランド・フェアモント、日本進出 総支配人「台湾の旅行者と市場に期待」 関連記事をもっと読む

AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。黃信維。
AKOMEYA TOKYOは6月18日、季節限定企画「夏飯」フェアの一環として、特別イベント「ごはんの“お友”会」を開催した。(写真/黃信維撮影)

イベント後半では「進化系お茶漬け」の話題も。スイーツや冷凍食品への応用、さらに「ベーゼ(大葉ソース)」をパスタや冷奴に使うアレンジ例、スパイス好きには七味を加える提案も紹介された。AKOMEYAオリジナルの液体出汁も全6種類があり、同じ出汁ベースでも具材によって風味や色に変化が出る点にも注目が集まった。