約3,000人の作り手が東京ビッグサイトに集結、伝統工芸×防災ワークショップも展開
株式会社クリーマ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:丸林耕太郎)は、2025年7月19日(土)・20日(日)の2日間にわたり、日本最大級のクリエイターイベント「HandMade In Japan Fes’ 2025(以下、HMJ 2025)」を東京ビッグサイト西1・2ホールにて開催する。
本イベントは2013年の初開催以来、アクセサリー、ファッション、アート、インテリアなど多彩なジャンルのクリエイターと来場者をつなぐ「創造の祭典」として親しまれており、今年は全国から約3,000人のクリエイターが集結。オリジナル作品の展示・販売に加え、伝統工芸やアップサイクル、防災をテーマにしたワークショップなど、約80種類の体験型プログラムが展開される。
防災×伝統の新提案「防災ランタンづくり」に注目
注目は、青森・ねぶた祭で使用された廃棄和紙を活用し、災害時にも役立つ「防災ランタン」を製作するワークショップ。防災知識を楽しく学べる内容で、来場者の関心を集めている。また、京都の伝統技法「注染(ちゅうせん)」による染色体験や、島根県の石見神楽の衣装生地を使用したアクセサリーづくり、ウニの殻を使った自然素材のランプ製作など、子どもから大人まで楽しめる体験が充実している。
持続可能なクラフトも充実 地域資源や環境課題に焦点
「進化系クラフト」として、地域資源や環境課題に向き合う持続可能な作品も多数出展。福島・白河だるま、京都の漆器や清水焼、金彩工芸、長野・信州アカマツを使った文具、廃棄予定のフルーツを再活用した無添加バターなど、クラフトとサステナビリティを融合させた新しい表現が会場を彩る。
技術とデザインによって廃材や端材に新たな価値を与えるプロダクトは、現代クラフトの象徴ともいえる存在だ。
親子で楽しめるキッズエリアも完備 入場無料・託児サービスあり
小学生以下は入場無料。会場には保育士による託児サービスや授乳・おむつ替えスペースを備えたキッズエリアも設けられ、親子で参加できるワークショップも多数用意されている。夏休みの自由研究や家族の思い出作りにも最適だ。
チケット情報・出展者リストは公式サイトで
チケットは前売券が1日券1,300円、両日券2,000円。会期中はそれぞれ当日券として1,500円/2,500円(税込)で販売される。出展クリエイターやワークショップの詳細、各種情報は公式サイト(https://hmj-fes.jp/)にて確認できる。
編集:梅木奈実 (関連記事: 日本最大級のクリエイターの祭典「HandMade In Japan Fes’ 2025」 リニューアル開催へ | 関連記事をもっと読む )
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