184日間にわたって開催された2025年大阪・関西万博が、10月13日夜に正式に閉幕した。世界中から注目を集めたこの国際的な祭典は、盛大なセレモニーをもって幕を閉じ、台湾館「TECH WORLD館」も同日、象徴的な「灯りを消す儀式(熄燈儀式)」を行い、有終の美を飾った。
「活動は終わっても、精神は消えない」という理念のもと、会場では全スタッフが見守るなか、照明がゆっくりと落ち、温かな雰囲気に包まれた。拍手と笑顔が交錯する中、惜別と感謝の思いが広がり、感動的なフィナーレとなった。
「終わりではなく、次への始まり」黄志芳名誉会長が感謝の言葉
TECH WORLD館の名誉会長である黄志芳(ホアン・ジーファン)氏は閉館式のあいさつで、「円満な幕引きは終わりではなく、継続の始まりです。『つながりを信じ、共に良くなることを信じる』という信念が、私たちの前進する力となるでしょう。これまで支えてくださったすべての方々に心より感謝します」と述べた。
「共好(共に良くなる)」をテーマに人と自然と技術をつなぐ展示 110万人が来場
4月の開館以来、TECH WORLD館は「共好(ともに良くなる)」をテーマに掲げ、「ライフ(生命)劇場」「ネーチャー(自然)劇場」「フューチャー(未来)劇場」という三つの没入型シアター体験を通して、人類・自然・テクノロジーの対話を描いてきた。
この6か月間で延べ110万人以上が来場し、60か国以上・約4000人の公式代表・貴賓団を迎え入れたほか、300回を超える文化公演や国際交流イベントを開催。9月には「ライフ(生命)劇場」がWorld Expolympics国際デザイン賞の「最優秀展示賞・銅賞」を受賞し、会場内でも大きな注目を集めた。
「世界が見た台湾の『笑顔』」 創意と温かさが伝えたソフトパワー
黄志芳氏は、半年間にわたるスタッフの努力を称え、「寒風と雨の日も、真夏の炎天下でも、私たちの仲間は笑顔で来場者を迎えました。世界が見た台湾の最も美しい風景は『人』そのものです」と語った。
さらに、困難な国際情勢の中でも台湾は創意と温かさで世界に存在感を示したと強調し、「これは単なる展示館の成果ではなく、台湾のソフトパワーの象徴でもあります」と締めくくった。
編集:柄澤南 (関連記事: 大阪・関西万博、最大280億円の黒字見込み 来場2683万人・チケット販売2207万枚の大成功 物販・飲食も想定超えの好調ぶり | 関連記事をもっと読む )
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