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りんご飴専門店主が台湾砂糖を大量購入 税関で麻薬誤認の騒動 日本のりんご飴店オーナー池田喬俊氏、台湾砂糖を大量に持ち帰り、税関と麻薬探知犬に止められ話題に。(写真/柯承惠撮影)
日本のりんご飴専門店「東京林檎製飴所」のオーナーである池田喬俊氏が、台湾を訪問した帰国時にトラブルに見舞われた。スーツケースの中に大量の台湾産砂糖を詰め込んでいたところ、白い粉状の見た目から麻薬と誤解され、税関および麻薬探知犬によって足止め・事情聴取を受けた。この一件が報道され、注目を集めている。
池田氏は台湾との距離を縮めたいとの思いから、最近スレッズに公式アカウントを開設し、事情を説明。なぜより知名度の高い「二号砂糖」ではなく、「台糖精製特砂」を購入したのか、その理由を明かした。
日本人が台湾で購入したお土産でスーツケースが満杯に、重くても持ち帰り、メーカーにまで驚かれる 日本のりんご飴専門店「東京林檎製飴所」のオーナー、池田喬俊氏が台湾を訪れた際、スーツケースいっぱいに約20袋の台糖精製砂糖を詰め込み帰国しようとしたところ、台湾の税関で一時的に足止めされ、日本入国時にも麻薬探知犬による検査を受けた。池田氏はなぜ大量に台湾の砂糖を購入したのかについて、「日本では手に入らない台湾の砂糖がとても気に入っている。甘さの質も溶け方もまったく違う。この甘さを日本のみんなにも届けたい」と語った。
砂糖をめぐる話題が広がるなか、池田氏は新たにスレッズの公式アカウントを開設し、台湾のユーザーに向けて挨拶。「台湾の皆さん、こんにちは!私は日本から来た喬俊です。今、台湾でりんご飴を手作りしています。私が日本に持ち帰った“白い粉(砂糖)”が話題になっていると聞いたので、ご挨拶に来ました(笑)。よろしくお願いします!」と投稿した。
なぜ一号砂糖を選んだのかについて、池田氏は「二号砂糖は純度が低く、飴のコーティングには向いていない。一方、日本で売られている砂糖は純度が高すぎて個性がない。その中間にあたる台湾の一号砂糖がちょうどいい」と説明。さらに池田氏は、「台糖から直接連絡をもらい、鼻血が出るほど嬉しかった。まさかニュースになるとは」と投稿した。
この話題には多くのネットユーザーが反応し、「二号砂糖には独特の臭いがあってお菓子作りには向かない」「確かに二号砂糖の風味は強すぎる」「日本の砂糖の純度が台湾より高いとは驚き」「二号砂糖には雑味があると初めて知った」「二号砂糖は飲み物には合うけれどお菓子には不向き」といったコメントが寄せられている。
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