全国にワシントンホテルやホテルグレイスリーを展開するWHGホテルズ(藤田観光株式会社運営)は、2025年4月22日から期間限定で、朝食フェア「Spice Up Your Morning 〜おいしい掛け算!ハイブリッド朝食〜」を実施した。
このフェアは、各ホテルの人気朝食メニューを大胆に組み合わせた「ハイブリッド朝食」がテーマで、料理研究家で管理栄養士の望月理恵子氏(株式会社Luce代表)が監修を担当。味の相乗効果だけでなく、栄養バランスも考慮した多彩なメニューが提案された。
たとえば、新宿ワシントンホテルでは「マーボー豆腐」と「ドリア」を組み合わせた「マーボードリア」を提供。ピリ辛の豆腐餡にコンソメライス、さらにとろけるチーズを重ねた洋中融合の一品だ。ホテルグレイスリー浅草では「牛肉と牛蒡の時雨煮」にプレーンヨーグルトと自家製ブルーベリーソースを合わせた「時雨煮ヨーグルト ボウル」が登場し、甘辛さと酸味の意外な相性が好評を集めた。

さらに、横浜桜木町ワシントンホテルでは「味噌牛鍋うどん×春巻き」、広島では地元名物「がんす」とバゲットを合わせた「和風ブルスケッタ」、佐世保では長崎県平戸市の伝統麺「ひょっつる」を使った和風パスタなど、地域性を生かした“ご当地ハイブリッド”もそろう。全28施設で約80品もの創作朝食が提供された。
望月氏は「いつものメニューを掛け合わせることで、意外性と新鮮さが生まれ、朝の時間をもっと楽しく、健康的に過ごせます」と話す。WHGホテルズは「早起きしたくなる、朝ごはん。」をコンセプトに、常時40種類以上の手作り朝食ビュッフェを展開しており、これからも地域の食文化と健康的なライフスタイルをつなぐ存在として、朝の時間に新たな価値を届けていく方針だ。
編集:田中佳奈
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