東京・神楽坂にある「AKOMEYA食堂 神楽坂」では、2025年6月26日から9月下旬にかけて、国産素材にこだわった季節限定のかき氷が提供されている。「紅い雫と米あめミルク」「伊豆レモンと信州産ブルーベリー」「和栗と紅はるかクリーム」といったバラエティ豊かなラインアップで、日本の旬と和の食文化を繊細に表現した一品がそろう。

夏の贅沢、「素材の重なり」が織りなす味わい
編集部が7月8日に取材・試食したのは、愛媛県産の苺「紅い雫」を使用した「紅い雫と米あめミルク」だった。米あめのやさしい甘みと、果汁感あふれるいちごの甘酸っぱさが絶妙に溶け合い、一口ごとにまるで果実をかじるような瑞々しさが広がる。ホイップとピスタチオの食感がアクセントとなり、香ばしい米ぬかクッキーも加わって、味わいは層を成しながら変化し、豊かで奥行きのある仕上がりとなっている。まさに“素材の層を重ねた日本的かき氷”と呼ぶにふさわしい逸品だ。

伊豆レモン×信州ブルーベリー、紅茶の余韻とともに
「伊豆レモンと信州産ブルーベリー」は、爽やかな酸味と芳香をもつ希少な伊豆レモンを皮ごと使用し、果実のほろ苦さと存在感を引き出す。信州産ブルーベリーの濃厚な甘みと、コクのある紅茶シロップが複雑に絡み合い、食べ進めるたびに印象が変化する。使用されている紅茶は、屋久島産の上質な和紅茶で、香りと渋みのバランスも秀逸だ。

秋の味覚も登場予定
8月中旬からは「和栗と紅はるかクリーム」が登場予定。栗と芋という秋の王道コンビをかき氷で表現するという挑戦的な一品で、季節の移ろいを味覚で感じさせてくれる。 (関連記事: 透明感で夏を彩る「透明フェア」、エキュート品川で初開催 スイーツ・アクセ・涼感アイテムが勢揃い | 関連記事をもっと読む )

AKOMEYA TOKYOは、「お米」を中心とした日本食文化の魅力を伝えるライフスタイルブランドであり、今回のかき氷メニューからも“ほんものの美味しさ”への強いこだわりが感じられる。
