株式会社Preferred Networksは、2027年卒の就活生308人を対象に実施した「就職活動におけるAI面接に関する実態調査」の詳細結果を発表した。
調査によると、面接形式別に「評価の公平さ」を尋ねたところ、対面面接が85.4%、オンライン面接が76.6%に達したのに対し、AI面接は51.9%にとどまった。
AI面接の受検経験がある学生に限っても57.4%にとどまり、受検経験の有無にかかわらず、対人面接への信頼には及ばない現状が浮き彫りとなった。
AI面接の「公平さ」は51.9% 対面面接85.4%と大きな差
就活生の4割強が、面接官との相性や運によって合否が左右される「面接官ガチャ」を実感しており、受けた企業数が多いほど、その割合は高まっている。
対人面接で不公平を感じた経験がある就活生も75.6%に上っている。
一方、AI面接を公平だと感じる就活生は半数程度にとどまった。
受検者が挙げるAI面接のメリットでは、「日時を選ばず受検できる」が42.6%で最も多く、「交通費など金銭面」が38.0%、「場所を選ばず移動時間を短縮」が34.3%と、利便性に関する項目が上位を占めた。
「客観的に評価される」は17.6%にとどまった。
AI面接の最大の不満は「相手の反応がない」
AI面接に対する懸念や不満では、「相手の反応がなく、伝わっている感覚や話の引き際が分からない」が受検者の43.5%、未受検者の37.0%で最多となった。
受検後の感想でも、「反応がなく、話の終わらせ方に困った」が33.3%を占めた。
選考結果に「納得」51.0% 40.7%は納得せず
選考結果への納得感については、受検者の51.0%が「納得した」と回答した一方、40.7%は「納得していない」と答え、評価が分かれた。
選考結果に納得した受検者の67.3%がAI面接を公平だと評価したのに対し、納得していない受検者では45.5%にとどまり、納得感と公平性評価が連動する傾向も見られた。
不満の理由としては、「同じ質問を何度もされた」「話の途中で次の質問に移られた」といった対話の質に関する声が挙がっており、対人面接との差を埋める鍵は対話の質にあることが示された。
ビジネスリサーチラボ・伊達洋駆氏が調査結果を解説
調査結果については、株式会社ビジネスリサーチラボ代表取締役の伊達洋駆氏が解説を寄せている。
Preferred Networksは、AIアバターとの対話を通じて人の力を可視化する採用・育成支援HRサービス「タレスカ」を提供している。
従来の選考方法では評価が難しかった潜在能力やコミュニケーション能力などを多角的に評価する「タレスカAI面接」のほか、商談・接客・面接などのトレーニングを行う「タレスカAIロープレ」を展開している。
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編集:梅木奈実


















































