春節初日から練習再開、WBC予選に向け準備! 陳傑憲『台湾は小さいが、決して小さくない』

台湾代表キャプテンの陳傑憲が中華チームを優勝に導き、大会MVPも獲得。写真提供:中華野球協会

世界野球WBC予選が2月21日に開幕する。統一ライオンズの陳傑憲選手は、昨年11月のプレミア12で「台湾代表キャプテン」を務め、チームを世界一の栄光へと導いた。続く2月のWBC予選に向けて、陳傑憲はプレミア12から予選に継続して出場する唯一の選手となり、ファンからは彼の体調を心配する声が上がっていた。

本日、東湧給湯器の広告イベントに出席した陳傑憲は、「状態は良好で、身体面、技術面ともに順調です。私の体調についてはご心配なく、現在は健康で若いです」と述べた。ただし、今年の春節は大晦日の1日しか休まず、元日から練習を開始すると語った。「2月中旬には試合が始まるので、休む時間はありません。これもプロ選手としての務めです」。

昨年12月は活動が目白押しだった陳傑憲は冗談交じりに「練習ができないとマネージャーとずっと喧嘩していました。結局のところ私は野球選手で、これが私のすべき仕事です。今日も朝練習を終えてから新幹線で来ました」と語った。12月はほとんど台北で過ごしていたという。「行ったり来たりするのが好きではないので、朝はグラウンドでの練習とジムでのトレーニングを組んでいました。移動だけで2時間かかってしまいますから」。

プレミア12での台湾代表の優勝後、選手たちの国際大会への参加意欲は一層高まっている。これについて陳傑憲は「なぜ以前は国際大会に出たがらなかったかというと、強度と競争力が高く、国際大会では注目度が高くなるからです。しかし逆に考えれば、良い成績を収めれば注目度はさらに高まります」と指摘。

陳傑憲はさらに「今回の好成績を通じて、選手たちが今後の国際大会の舞台で自信を持って臨めることを願っています」と語った。今回のクラシック予選には皆が積極的に参加していると述べ、「これは良いことです。台湾は小さいかもしれませんが、決して小さくはないのです」と付け加えた。

今年の抱負について陳傑憲は、まず第一に健康であることを挙げ、「健康な体があってこそ、一年を通じての試合に対応できます」と語った。また、クラシック予選で台湾代表として好成績を収めたいとし、「皆が私が統一ライオンズの選手だということを忘れているようです。もう台湾代表キャプテンと呼ばないでください」と笑いながら述べ、自身の力でチームに良い成績をもたらしたいと語った。

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