1月7日午前9時05分(中国時間)、チベット自治区日喀則市定日県でマグニチュード6.8の地震が発生した。
震源の深さはわずか10キロメートルで、現在、深刻な被害と死傷者が報告されている。複数の建物が倒壊し、各地で人々が負傷または閉じ込められているとの情報があるが、詳細な人数や状況は依然として不明である。
中国メディアの報道によると、地震の揺れは顕著で、定日県の県都とその周辺地域で多数の建物が倒壊し、すでに死者が出ているという。被害は定日県の長所郷、曲洛郷、措果郷、通来村、嘎旦村、扎果郷曲洛村、拉孜郷錫欽郷にまで及び、住民が閉じ込められているとの報告もある。
ソーシャルメディアに投稿された映像では、道路に散乱する瓦礫の中を、人々が避難場所を求めて慌てて逃げ出す様子が確認できる。
米国地質調査所(USGS)によると、この地震の規模はM7.1で、震源地はネパールのロブチェ峰(Lobuche)の北約93キロメートル、震源の深さは10キロメートルと発表している。
【用語解説】
▪️震源:地震の発生源となる地下の地点
▪️マグニチュード:地震の規模を示す単位
▪️USGS:米国地質調査所、地震情報を含む地質データを提供する機関 (関連記事: 中国資本による日本の土地爆買い!重要施設周辺で「警報」 47都道府県で最多はどこ? | 関連記事をもっと読む )
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