FOOMA JAPAN 2025、6月10日開幕へ 食品製造の最先端が東京ビッグサイトに集結

2025-06-04 13:02
日本食と製造技術の融合を体感できる世界最大級の食品製造展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される。(写真/FOOMA JAPAN 2025提供)
日本食と製造技術の融合を体感できる世界最大級の食品製造展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される。(写真/FOOMA JAPAN 2025提供)
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2024年の本展示会には、延べ11万3,777人が来場し、うち5,541人が海外からの訪問者だった。日本食ビジネスに対する国際的な関心の高まりがうかがえる結果となった。

今回の展示会では、寿司や炒飯を自動で調理するロボットをはじめ、冷凍、包装、検品、ラベリングなど、食品工場の各工程を支えるトータルソリューションが一堂に会した。来場者にとって、食品産業の“裏側”に触れる貴重な機会となっている。

食と技術の未来を体感 AIや3Dプリンターの最新技術も

会場ではまた、AIによる調理自動化や、3Dプリンターを用いたフード成形技術、さらには持続可能な製造プロセスなど、最新の技術も多数紹介された。これらは、深刻化する人手不足や環境負荷といった社会課題に対応するための新たな実用技術として、現場での導入が進んでいる。

世界的に注目が集まる日本食と製造技術の融合を体験できる、食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)までの4日間、東京ビッグサイトで開催される。FOOMA JAPAN 2025
日本食と製造技術の融合を体感できる世界最大級の食品製造展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される。(写真/FOOMA JAPAN 2025提供)

国際展開にも注力 新興国からの注目も集まる

展示会では国際発信にも力を入れており、国連工業開発機関(UNIDO)と連携した在京大使館向けの視察プログラムには、30か国以上の大使館が参加。中東・アフリカ地域をはじめとする新興国の政府関係者の来場も予定されており、日本の食品機械技術の導入や投資が検討されている。

世界的に注目が集まる日本食と製造技術の融合を体験できる、食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)までの4日間、東京ビッグサイトで開催される。FOOMA JAPAN 2025
日本食と製造技術の融合を体感できる世界最大級の食品製造展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される。(写真/FOOMA JAPAN 2025提供)

タイ大使館による特別セミナーも開催

6月11日(水)13時からは、タイ王国大使館 経済・投資事務所のガノッポーン・ショーティパーン公使による特別セミナー「Thailand : Plenty Opportunity for Food Machinery」が開催予定。タイ市場を含むアジア地域における日本の食品機械の展開可能性について語られる見通しだ。

世界的に注目が集まる日本食と製造技術の融合を体験できる、食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)までの4日間、東京ビッグサイトで開催される。FOOMA JAPAN 2025
日本食と製造技術の融合を体感できる世界最大級の食品製造展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される。(写真/FOOMA JAPAN 2025提供)

本展示会は、日本食と製造技術の「今」と「未来」を体感できる場として、国内外から高い注目を集めている。

世界的に注目が集まる日本食と製造技術の融合を体験できる、食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)までの4日間、東京ビッグサイトで開催される。FOOMA JAPAN 2025
日本食と製造技術の融合を体感できる世界最大級の食品製造展「FOOMA JAPAN 2025」が、6月10日(火)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される。(写真/FOOMA JAPAN 2025提供)

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