福岡県警は7月7日午後10時ごろ、福岡市博多区のJR博多駅構内にあるコンビニエンスストアで、25歳の女性のスカート内を盗撮したとして、無職で住居不定の台湾籍の30歳男を、性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで現行犯逮捕した。
警察によると、男はスマートフォンを入れたトートバッグを手に持ち、女性の背後から接近。バッグを女性のスカート内に差し入れる不審な動きをしていたところを、たまたま出勤途中だった警察官が目撃し、その場で制止した。
その後、通報を受けて駆け付けた勤務中の警察官がトートバッグ内のスマートフォンを確認したところ、被害女性の下着が映った動画が保存されていたことが判明。男は「下着を撮影したことに間違いない。出来心でやってしまった」と容疑を認めているという。
警察は引き続き、動機や犯行の経緯について詳しく調べている。
なお、今年に入ってから国内では、同様の盗撮事件が複数発生している。2月には京都市内の商業施設で、1月には札幌市のショッピングセンターで、それぞれ台湾籍の男が少女や女性のスカート内を盗撮しようとし、いずれも現行犯逮捕されている。
警察は「再発防止のためにも、国籍にかかわらず厳正に対処していく」としている。
編集:梅木奈実 (関連記事: 岩手県職員、台湾旅行中にスカート内盗撮容疑 地下鉄で現行犯逮捕 | 関連記事をもっと読む )
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