台風4号「ダナス」が去ったばかりのところに、また熱帯低気圧が発生。日本気象庁は日本の南東海上にある熱帯低気圧に対して烈風警報を発表し、24時間以内に今年の第5号台風「ナーリー(Nari)」に発達する見込みとしています。
台風5号「ナーリー」発生カウントダウン
日本気象庁は日本の南東海上で熱帯性低気圧が発生し、烈風警報を発表。同時に、24時間以内に台風に発達する可能性も予測されています。最新の予測路線によると、もし台風5号「ナーリー」が発生した場合、北に向かって日本へ進む見込みで、台湾には直接的な影響はないとのことだ。

気象庁が8県市に大雨注意報を発表
台湾中央気象署は豪雨注意報を発表し、11日午後から11日夕方までに8県市が影響を受けるとしている。中でも金門地域は豪雨に対する警戒が必要で、また彰化県・雲林県・嘉義市・嘉義県・台南市・高雄市・屏東県・恒春半島で大雨注意報が発表された。
台風5号「ナーリー」に加え、気象署は来週の木曜日(17日)にもフィリピン東海上で熱帯システムが活発化し、明確な循環、さらには台風に発展する可能性があると予測。しかしながら、その進路と強度にはまだ変数があるため観測が必要とされている。
編集:佐野華美
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