トップ ニュース 台湾・台北でカフェを楽しみながら飛行機を観賞!松山空港の展望デッキが改修後に再オープン!
台湾・台北でカフェを楽しみながら飛行機を観賞!松山空港の展望デッキが改修後に再オープン! 松山空港展望デッキは過去に45万人以上の来訪者数を記録し、老朽化に伴う破損で約2年間の改修を経て、今週土曜日に再オープンする予定です。(写真/交通部民用航空局提供)
全面的に改修が行われた台湾・松山空港の展望台が、10月4日に正式に再開放された。交通部の陳世凱部長は2日の視察後に、展望台の設備が完備しており、安全性と快適性が向上し、親子にも配慮されていることを評価した。市民にとって航空機鑑賞と休憩の重要な場となることを期待している。
全面的なアップグレード、全年齢に優しい空間の創造 松山空港の展望台は2011年の開業以来、台湾北部の住民に人気の航空機鑑賞スポットであり、年間45万人以上の来訪者を記録したこともある。しかし、元の木製デッキが老朽化したため、2023年10月から基礎的な再建と設備アップグレードの工事が始まった。
新しい展望台は今年9月に完成し、滑り止めのプラスチック木材デッキにより安全性を高めた。また、16メートルの長さと3.5メートルの高さを持つ巨大な植物壁が設置され、緑の持続可能な理念を示している。3Dアートの壁やマスコットキャラクター「松桑」や「愛将」を追加し、親しみやすいイメージと男女平等の概念を伝えている。バリアフリートイレをアップグレードし、授乳室を新設し、全年齢に優しい空間を作り上げた。
さらに、国際的なコーヒーブランド「Caffe Bene」が参入し、旅行者はコーヒーを楽しみながら航空機鑑賞ができる。展望台の開放時間は毎日午前9時から午後9時まで。
国慶操演、フライトスケジュールに影響の可能性 一方、民航局の台北国際航空站は、「国慶準備委員会」による空中演習のため、松山空港のフライトスケジュールに変動があると注意を呼びかけている。今年の国慶は10月10日の正式な演習のほか、10月6日の午後に全兵力リハーサルが行われ、10月8日の早朝には全兵力の組み合わせ訓練が予定されており、一部の軍用機が松山空港から発着する。
航空站によれば、演習の影響で国際線と国内線の一部のフライト時間が早まったり遅れたりする可能性があり、後続のフライトにも影響が及ぶ可能性がある。フライトのキャンセルは避ける方針だが、旅行者には事前に旅行日程を立案し、出発前に航空会社にフライトの動向を確認するよう勧めている。
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