航空自衛隊のT-4機がレーダーから消失 墜落か、搭乗の2人の安否不明

航空自衛隊のT-4練習機1機が愛知県の小牧基地を離陸し、途中でレーダーから消失したことが確認された。画像はイメージとして、日本のF-15を示している。(資料写真、アメリカ海軍の公式サイトより)

《ANN》の報道によると、防衛省の発表で、5月14日午後3時ごろ、航空自衛隊のT-4練習機1機が愛知県の小牧基地を離陸し、宮崎県の新田原基地に向かう途中、愛知県犬山市の入鹿池付近でレーダーから消失したことが確認された。

防衛省によれば、当該機には自衛隊員2人が搭乗していた。事故発生を受け、航空自衛隊は地上の救助隊を現地に派遣したほか、午後4時すぎにはヘリコプター2機による捜索活動も開始した。現時点で、機上の2人の安否は依然として確認されていない。

林芳正官房長官は記者会見でこの件を認め、「この航空機が小牧基地を離陸して間もなく墜落したものと把握している」と述べた。現在、防衛省は事故の詳しい状況について調査を進めている。

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